(前編はこちら)

■切り絵ワークショップが一転……人生初の恐怖体験!?

 「妖怪食堂」で妖怪切り絵師の田中良平氏によるワークショップに参加したものの、その後お客さんは全員帰ってしまい、生徒は私1人。ただ残念なことにダメ生徒で、指が太いからなのか不器用だからなのか、それとも両方なのか、2つに折った紙に書かれた線の上を切っていけずに、田中講師がかぶりつきで指導をしてくれます。

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妖怪切り絵師の田中良平氏

 そんな中、食堂の引き扉がカラカラと開き、帽子をかぶった女性のお客が入ってきました。いつもと違うお店の様子に驚く様子も見せずに、奥の食堂に入っていきました。一方の私は切り絵に必死で、頭を上げることすらできない状態です。そしてついに切り絵が完成し、講師ともども頭を上げたところ、台所の板前・岡田さんから声がかかりました。

岡田さん:今、誰かお客さんがいらっしゃいましたー?
田中講師:ええ、食堂の方にあがっていきましたよー。
岡田さん:本当ですか?誰もいませんけど……
一同:……

 そう、店の奥に行ったはずの女性客が、途中で忽然と姿が消えてしまったのです。今まで幽霊を見た経験がない私は、サーッと流れる冷や汗が止まりませんでした。妖怪食堂……恐るべし。

■弱った心は、妖怪酒「猫芸者」で癒やす

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幽霊騒動に動じない高☆梵さんと、稀少な
妖怪酒たち

 人生で初めての幽霊(もしくは妖怪?)との遭遇に、どうしようもなく帰りたい心持ちに陥ります。ただここで帰れば女がすたってしまう! ということで、まずは気を取り直すために、大人のお薬・お酒の力を借りることにしました。

 その中でも、純米吟醸酒「猫芸者」を一口いただくと、うまい、うますぎる! 日本酒を飲み慣れていない舌でもわかる、すっきりとした味わいとトロンとした口当たりで、どんどん盃を重ねてしまいそうなおいしさです。

 このほかにも、「妖怪麦焼酎ぬらりひょん」や「特別純米酒小豆洗い」などの稀少な妖怪酒が勢ぞろいしていて、800円で飲み比べができるそう。

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全国でも5軒の居酒屋でしか扱っていない、稀少な「猫芸者」

■視覚よりも脳に効く妖怪料理「鬼女の煮込みカレー」

 最後に、妖怪食堂の最大の目玉である料理、「鬼女の煮込みカレー(チキンカレー)」1,000円と「煮あやかし丼(煮あなご丼)」1,200円をいただきます。

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2chで大活躍の鬼女ではなく、山に住む妖怪・鬼女が煮込んだ風カレー

 カレーの中心にどかっと置かれた骨付き肉が、食欲とともに寒気もそそります。これはチキンっていう保証はないし……と思いつつも、人間であってもイケメンの肉であったらよし!と気分を切り替えてひと口パクリ。

 や、やわらかい。スプーンを入れるとほろほろと骨から外れる肉は、ルーに溶け込んだ素材とともにおいしさの頂点を極めています。それにしてもこんなおいしいカレーを作るために、山でスパイスの調合を勉強しているとは、鬼女は予想以上にいい女ではないでしょうか……。

 妖怪食堂の料理は、普段は完全予約制の寿司屋という顔を持っている岡田さんが提供している料理なので、かなりの本格派。大人が納得できるものばかりです。妖怪料理といっても見た目にこだわるキャラ弁仕様ではなく、ユーモアを生かした脳に効く料理になっています。

 最終日の25日には、妖怪たちの宴が夜まで開かれます。「煙羅煙羅の唐揚げ」や「雷獣焼き」、「ぷるぷるおでん」などの特別メニューとともに、この期間限定の「自家製赤舌サングリア」や「白粉婆の冷やし甘酒」などをぜひいただいて、夏の活力にしたいものです。

 ただ、お酒は妖怪の大好物ということで、人間でない仲間が混ざっているかもしれないので、心臓が弱い人は要注意です。
(山本家)

【妖怪食堂~夏祭り~】
日程:8月19日(日)~25日(土)
場所:江戸川橋 水道カフェ/酢飯屋

・妖怪ランチ(11:30~13:30)
・妖怪カフェ(13:30~17:00)
・妖怪アーティスト作品展示販売(11:30~22:00)
・妖怪居酒屋(18:00~22:00)※25日のみ

・「妖怪食堂~夏祭~
・「酢飯屋



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