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※画像はイメージです

 日本各地には、霊が出るといわれる「心霊スポット」が点在しています。それは古ぼけたトンネルであったり、惨殺事件が起きたとされる館、山奥の集落だけでなく、どこにでもあるありふれた交差点、一般的な幹線道路、有名な観光地など、我々の身近なところにも……。

 今回は、中国地方の代表的な心霊スポットを紹介します。

■旧日野橋(鳥取県)

 鳥取県米子市を流れる日野川にかかる旧日野橋は、美しい景観とアーチ状の橋が織りなすコントラストを撮影するため、カメラマンがよく訪れる、絶景スポット。ただ、その絶景とは裏腹に、悲しい伝承を秘めた心霊スポットでもあります。

 今から30年以上前、橋のたもとで漁をしていた漁師が女性の溺死体を発見しました。そして、ひと月後、その女性は捜索願が出されていた母子の母親と判明。しかし、子どもの行方はわからずじまいでした。

 それから1年後、白い車に乗った男性が、旧日野橋の付近でずぶ濡れの女性を見つけます。「どうしたの?」と尋ねると「橋の向こうまで乗せてほしい」とのこと。男が親切に後部座席に乗せてあげ、橋を越えて「ここでいいですか?」と振り返ると、女性の姿はなく、ぐっしょり濡れた後部座席に子どもの靴が落ちていました。

 なぜか、白い車でここを通った人には、たびたび女性の霊が目撃されています。ウワサによると、母親は夫の浮気でノイローゼになって、子どもを連れて無理心中を図ったといわれています。そして、夫の車が白色のセダンだったと。

 霊障があったなどの実害は報告されていませんが、白色のセダンで旧日野橋を通ることがあるならば、遠回りになっても迂回したほうがいいかもしれません。

■福山グリーンライン(広島県)

 広島県福山市の「福山グリーンライン」は、県内有数の心霊スポット。一時期の肝試しブームでは、多くの人が訪れました。特に福山グリーンライン内のトンネルで、怪現象の報告が後を絶ちません。

 例として「トンネル内で突然車が止まり、エンジンがかからなくなる」「午前0時にトンネル内で車を止めてヘッドライトを消すと、女性の霊が出る」「夜中にトンネル内で車を止めていると、知らない間に180度転回していた」「夜になると、子どもの泣き声が聞こえる」というもの。

 この福山グリーンラインはその昔、走り屋にも有名な暴走スポットで、トンネル付近はスピードが出やすい上に「く」の字に曲がっていて、事故が絶えなかったそうです。ハンドルを切り損ねて、トンネル側道に車をぶつけて死亡した若者も少なくないといいます。トンネル内での不可解な霊現象の多くは、このことが理由かもしれません。

 また、福山の元市会議員の子どもが営利誘拐された事件が、このトンネルの近くで起こり、供養のための地蔵様も近くにあります。「子どもの泣き声が聞こえる」という霊現象に関しては、こちらが原因となっているのでしょうか。

■21世紀の森(山口県)

 山口県民の森林学習施設として1981年に設立されて、キャンプ施設もある、ごく普通の「森林公園」。ただし、その駐車場は心霊スポットとして、山口の人に恐れられています。

 21世紀の森の駐車場には、不自然な位置に駐車禁止の場所があります。その場所を見ると、並びで駐車するスペースの途中の一台分だけがオレンジ色のラインで塗りつぶされて、車を止めないようにされていますが、なぜか車輪止めがあることから、元は駐車スペースとして活用されていたことがうかがえます。

 ウワサによると、以前この駐車スペースで女性が焼身自殺をしたそう。そして、それ以降、このスペースに車を止めると、事故を起こしたり、誰もいない車内から人の気配がするなど怪現象が多発。そのため、やむを得ず駐車禁止にしたと。

 確かに、ここに車を止めることによる、物理的危険性や不便はまったく感じられません。霊によって駐車禁止になっているというウワサの信憑性は、かなり高いものだと思われます。

 心霊スポットでは、やってはいけないこと、立ち入ってはならない場所が存在するときがあります。それには、れっきとして理由があるものです。肝試しだからといって、一線は越えない。身の安全のためにも、これが心霊スポットに行くときの流儀なのかもしれません。
(タナカアツシ)



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