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爪がボロボロになっちゃうから、
噛むのはやめなよ

 身体の末端は、無意識の感情があらわれやすい部位。「足のしぐさにあらわれる本音」でも紹介しましたが、なかなか意識が向かないため、本音が出やすいのです。例えば、イライラしている時。表面上では笑顔で対応していても、足を軽く揺すっているとか、指先でテーブルをカツカツ叩いていたりしませんか。今回は手の癖から読み取るあなたの無意識なメッセージを紹介します。何気なくやっているあなたのその行動は、意味のない行動ではなく、心の奥の本音なのかもしれません。

■爪を噛む……不安や不満を抱えている
 無意識にに爪を噛んでしまう場合。それは、うまく自分を表現できない歯がゆさや、不安を抱えている時です。また、やりたくないことをやらされているという思いが強い場合にも見られます。やりたくないという気持ちを相手に伝えることができず、本来外に向かうはずの不満を自分に向けてしまい、その行為が「爪を噛む」という自虐行為にあらわれるのです。ペンを噛んでしまうのも同様、自分の欲求が満たされないから。また、指をしゃぶる場合は、心理学的にみると、いまだに乳離れができていない=子どもっぽいということになります。ガム、アメ、タバコなどが手放せない人の中には、そういった傾向の人が多いといわれています。

■手を口にもっていく……心を落ち着かせている
 人間は、慣れ親しんだ香りをかいだり、自分の身体の一部に触れると落ち着くという習性があります。手を口に持っていくという行為は、自分の息を感じたり、指のにおいをかぐことで、自分自身を落ち着かせて安心させようというもの。不安な時ほど、自分の身体に触れて、安心したいと思うのです。ほかにも、耳や鼻、腕にふれるのも同様の意味合いがあります。ただし、手のひらで口を隠したりする場合は、本心を見抜かれたくない、人には話したくない秘密ごとを抱えているなど、防衛本能が強く働いているサインす。

■髪の毛やペンをくるくる回す……脳のウォーミングアップ中
 女性が考えごとをしている時によくやりがちなこの行動。これは一種の脳トレです。自分の能力をより高く発揮させようという無意識の思いが働き、脳に刺激を与えようとして、脳に近い部分の髪の毛をくるくる回してしまうのです。また、ペンを回す動作もこれと同じ無意識の働きがあります。こちらは指先を使うことで、脳をウォーミングアップしようとしている状態。ただし、つまらない、話を聞いていない時、意識が散漫になって無意識に同様の行為をしてしまうこともあるので要注意。大事な会議や商談の際には、相手から誤解されることを避けるためにも、やらないほうが無難でしょう。

■腕を組む……1人でじっくり物ごとを考えたい
 腕を組む行為は、自己防衛のサイン。自分のテリトリー内に相手を入れることを拒絶しています。その実、自分1人でじっくり物ごとを考えたい、人の意見に流されたくないという気持ちのあらわれでもあります。特に、腕を前に組んで胸を張るような姿勢になっている人は、その傾向が強いです。また、手の平をわきに挟むようにして、胸を隠し気味にしている場合は、次に起こす行動や発言を準備しているとも考えられます。背中を丸めて腕を組むのは不安や緊張のあらわれで、自分を自分で抱きしめ慰めて、安心感を得ている状態といえます。

 何げないしぐさですが、そこには、本人も気づかない本音が隠れているもの。相手のそんな行動に気づいた時、それを指摘するのではなく「ああ、この人はいまそういう気持ちなんだな」と察し、心のストレスをやわらげてあげることも大切。それが円滑なコミュニケーションを生み出します。
(田中優子)



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