――誰もが知っている有名どころばかりがパワースポットじゃない! 身近で意外な場所にも、神聖なパワーがあふれているんです。それはヒーラーや占い師などが顧客にだけ教えている秘密の場所。そんなパワースポットをこっそりご紹介します。

 今回訪れたパワースポットは、皇居の「二重橋」です。皇居正門にかかっているアーチ型の橋を「正門石橋」、その奥の鉄橋を「正門鉄橋」といいますが、二重橋というのは奥の正門鉄橋のことです。

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手前が正門石橋、奥が正門鉄橋。上には伏見櫓(やぐら)が見える

 一般には、2つの橋をまとめて「二重橋」と呼んでいるのですが、厳密にいうと奥の鉄橋だけなのだとか。かつて、奥の鉄橋は橋げたを支えるために中途に台があって、上下に二重構造であったことから二重橋と呼ばれたそうです。

 千代田線の「二重橋前駅」から向かったのですが、行き着くまで意外に距離があります。すでに6月から夏バテ気味の筆者は、日陰のない道を炎天下に歩かずにすむように夕方待ち合わせをしました。この計画は大当たり! のはずでしたが、思いがけず真正面から西日を浴びてしまう羽目になってしまいました……。

 西日にも負けず同行してくれたのはスピリチュアル・ヒーラーの神野ルナさん。駅から二重橋に向かう広い道を歩き、内堀通りの信号を渡ります。しかし、皇居正門に行き着くはるか手前に、無常にもロープが張られていて近づけません。

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夕方なので青いロープでさえぎられる。中には警察官が立っていました

 「大丈夫ですよ。二重橋は公式行事以外使われていないんです。昼間だと正門石橋の近くまではいけますが、正門石橋は、天皇誕生日やお正月など一般参賀の日にだけ開放されて、誰でも通れます。正門鉄橋は参観申し込みの手続きを終えた人だけが歩けるんです。でも心配いりません。橋を歩かなくても、皇居外苑というだけで、すごくいい気に満ちていますから」という神野さん。確かに、橋まで結構距離があるにもかかわらず、すでに雰囲気が大通りとは異なります。

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皇居外苑から丸の内を臨む

「天皇のお住まいですから、正門や正門手前など、皇宮警察官が守っていることは当たり前なのですが、常に清められていて非常に気高い場になっています。国民の敬意の象徴なので、文句なく絶大なパワースポットです。外国人もすごく多いでしょう? 彼らは橋の美しさだけでなく、日本の核となっている美意識や高い精神性を肌で理解しているから、ここに引きつけられるんですよ。自分を高めたい人、開運したい人、誰でもどうぞという感じですね」(神野さん)

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左側の鉄の門が正門石橋とつながっている正門(江戸城の西丸大手門)

 皇居はかつて、徳川将軍家の居城・江戸城でした。江戸城は、天海僧正が結界を張ったと伝えられています。それが本当なのかどうかは歴史の彼方のことで筆者には知る由もありませんが、「場」としての整い方が尋常ではないことが感じられます。そして、常に誰かが皇居の二重橋を見にきているのです。さりげなく一礼して去っていく人も見かけました。

 帰るときには自然と背筋が伸びていました。近くを散歩するだけでいいそうですが、できれば両方の橋を歩いてみたいと思っています。
(恐ミオ)



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