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修行といえば、まっ先に滝行を思い出します

――お参りするとき、手は何回叩けばいいの? お守りはたくさん持っていて大丈夫? 意外と知らない参拝マナーから、ちょっと気になる疑問や不思議なことは、直接神社に聞いちゃいましょう!

<今回のギモン>
本当に滝行などの修行をしているんですか?

<聞いたところ>
麻賀多神社(千葉県佐倉市)

 神様にお仕えしている人たちは、俗世間の人間と違ってどこか神々しく見えます。それは、かっこいい袴姿のせいだけではないはず。本当の修行を経ているんですよね? そんな疑問を、旧佐倉藩の総鎮守である神社に聞いてみました!

――神社にいらっしゃる方は、日々どんな修行をされているんですか? みなさん、滝行などもなさっているんでしょうか?

神社担当者 (女性が出る)修行……ですか。少々お待ちくださいね。

 少し戸惑い気味の口調でしたが、すんなりと取り次いでいただきました。ということはあまり修行をしていないのでしょうか……?

神社担当者 (男性が電話口に出る)ひと口に修行といいましても、何か特別なことが修行というわけではないんですね。ですから、山の中を歩いてみたり、滝に打たれてみたりというのも確かに修行法としてはあるのですが、言ってしまえば、修行というのは基本的に「日常すべて」です。

――はい。

神社担当者 特別なことではなく日常、たとえば、ご家族さまでも一緒だと思うんですけど、朝起きたら「おはよう」と声をかけることもそうですね。我々からすると、朝、神様のところに「おはようございます」という気持ちでお参りをして、神様のものを整えて掃除してという、1つひとつの行動と気持ちすべてがつながっております。

――山の中を歩いたり、滝行をするのは、やはり特殊な修行ですか?

神社担当者 そうですね。神道の場合は滝行ではなくて禊(みそぎ)というふうになります。川や海、滝のそばで「禊=身を清める」という意味で行うことはあります。修行としてとらえれば昔風でいう修行なのでしょうけれども、あくまでも身を清めるということが、まず第一になります。たとえば、大きなお祭りの前に身を清めに行ったりする、ということでとらえております。山の中を歩くというのも同じです。千葉県にある当社の近くには高い山がありませんので、そういったことはできませんが、その場合は海でご奉仕したりというところもあります。けれども、当社はないですね。

――神社の場所や条件などによって、修行が異なるということですか?

神社担当者 そうです。山の中を歩いたり、滝に打たれるという修行法もありますが、最初にお話しした通り、日常すべてが修行に該当します。

 担当者の方は「日常すべてが修行」と断言しました。「修行をあまりしていないのでは」とチラッと思った自分が恥ずかしかったです。「当社はない」と言明されたのにも率直さを感じましたし、「日常すべて修行」という言葉にも説得力がありました。さて、一仕事終えたらコーヒーブレイクの修行といきますか。
(恐ミオ)

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