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「こんにちは! ミッキーだよ!!」

 「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」などのテーマパーク・リゾート施設や、『トイ・ストーリー』シリーズ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのヒット映画と、エンターテインメント界の頂上に君臨するウォルト・ディズニー・カンパニー。

 世界中の人々を虜にし、多くのファンを持つデイズニーは、著作権の鬼という厳しい顔も持っています。小学生が卒業制作でプールの底に描いたミッキーを、著作権違反だと言って消させたこともありました。ただしこれは、事前に許可申請をしなかったからだともいわれていますが、著作権と言う社会のルールを守らない人たちに対しては、ディズニーは容赦なく潰しにくるということですね。

 そんなルール無視のキャラクター使用にうるさいディズニー。世界中に目を光らせて、些細な著作権違反も許しません。もちろん、ディズニーの代表的キャラクター・ミッキーマウスにはとくに注意を払っています。

 ところが、さすがのディズニーもお手上げという場所で、ミッキーが描かれていました。それが、水星のミッキーマウス! 地球を飛び出して、他の惑星でミッキーが発見されたのです。

 2011年3月から水星を調査している探査機メッセンジャーが送ってきた、水星表面にできたクレーター画像をNASAが発表。そのタイトルが「Mickey Mouse Spotted on Mercury!(水星にミッキーマウスが!)」。そして画像に映っていたものは、大きな円とその上に左右の小さな円。これは、まさにミッキーマウス。NASAの発表後、海外では、「ディズニーの弁護士は、知的財産の侵害として、いつ太陽系を訴えるだろうか」「水星の方が早かったら、ディズニーが水星の著作権を侵害しているのか?」という反応や、日本国内でもインターネット上で、「これからは水星の映像を使うたびにディズニーから使用料を請求されるにちがいない!」「夢の国の逆鱗に触れたな」などと著作権関連で心配する声も挙がるほど、見れば見るほどこのクレーターはミッキーマウスそっくり。

 実は、水星のクレーター1つひとつには名前が付けられているものがあります。国際天文学連合(IAU)が管理をしており、「バッハ」「モーツァルト」「ゴッホ」など芸術家にちなんだ名前が多く、嬉しいことに、日本人の名前もあります。「ヒロシゲ」(安藤広重)、「ヒトマロ」(柿本人麻呂)や、なかには「セイ」と言う名前も。これ、わかりにくいですが「清少納言」のことです。今回見つかったミッキーマウスそっくりなクレーター。まだ名前がないなら、3つのセットでぜひミッキーにしてほしいですね。

 また、今回は水星でミッキーマウスの形のクレーターが見つかりましたが、過去には火星で「スマイルマーク」「象」「人面岩」など、宇宙の神秘としか言えないような、不思議なものが見つかっています。水星は現在も調査中ですから、これからまた不思議なクレーターや地表の模様が見つかるかもしれません。

 でも、今この時期に水星でミッキーが見つかったというのは、なんとも皮肉。ディズニーは今年4月に「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品」である記念碑的実写映画『ジョン・カーター』を公開しました。火星を舞台にした映画なのですが、評判があまりよくなく、なんと2億ドル近い赤字になるというウワサ。そして、この作品は3部作、先が思いやられます。

 もしもこのミッキーが火星で見つかったのなら、ちょっとした話題作りになったのですが、そうそううまくはいかないものですね。火星では見つからず、水星で今見つかったのは、ひょっとしたら、「次作の舞台は水星で」という、惑星からのメッセージだったかも!?
(タナカアツシ)



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