「TRINITY」vol.43(エルアウラ)

 スピ雑誌界のセレブ雑誌「TRINITY」(エルアウラ)。アンジェリーナ・ジョリーやユリゲラー、ダライ・ラマ法王など、「なぜこのブッキングがかなった!?」と、毎号驚きを与えてくれる本誌。今回の表紙は、なんと、界の歌姫、レディー・ガガ!! 奇抜なメイクやスタイリングで、世の人の興味を惹いて止まないガガ様は、どんなスピリチュアル話を「TRINITY」で語ってくれるのでしょうか。よく見ると、今まで「Trinity」だったロゴが、「TRINITY」に変わっています。これは、何か大きな変化が起こる前触れ? 期待満々でさっそくレビューをしていたいと思います。

<トピック>
◎未来創造メソッド 未来想像を具現化する人 レディー・ガガ
◎なぜ行きたがる? その理由を徹底解明! セドナって本当にいいの?
◎セドナ直行便最旬ガイド

■ガガ様初心者は読むべし!

 さあ、ガガ様の登場です! 目をかっ開いてとくとご覧あれ!! と言いたかったのですが……。すみません。てっきり、表紙=単独インタビュー&写真撮りおろし満載と思っていたのですが、まったくそうではありませんでした。過去のインタビュー発言などをもとに構成された文章、二次利用の写真、そして掲載は見開き2ページのみ。期待をしていた分、そのショックも大きいです。内容も、ウィキペディアの内容をコンパクトにし、そこにスピリチュアルのエッセンスを足したような印象です。しかし、それでも特集が成立してしまうのは、レディー・ガガだからこそ! 

「肉のドレスも、顔を隠す衣裳も『Born This Way(私はこの運命のもとに生まれてきた)』」
「私は私のやり方で美しい、だって神は間違いを起こさないから」
 
 年配者から渋い顔をされた生肉のドレスも、閉じたまぶたに目玉を描いてインタビューに応じるのも、すべては「運命に立ち向かい、天命という道を歩むレディー・ガガ」が、己のメッセージを体現するため。特集の内容はそこまで深くありませんが、今までレディー・ガガを奇抜で変な人、と快く思っていなかった人が読めば、彼女の印象がガラリと変わるかもしれません。そういった意味では必読の特集ではないでしょうか。

■セドナって本当にいいの? を真正面から検証!

 「セドナ」と聞いて何を思い浮かべますか? 「聖地」? それともロンドンブーツ1号2号の田村淳が安室奈美恵と旅行に行った場所? 後者の人は、スピリチュアルよりも芸能ゴシップがお好きなようですね。邪念を捨てないとアセンションできませんよ!! 

 なんて、それっぽいことを言ってみましたが、そもそも、なぜセドナが「パワースポット」としてスゴイと言われるのか、あまり考えたことはありませんよね? 「パワースポットと言えばセドナ。誰もがいい、誰もが凄いと言うけれど、それって本当にいいの? 本当に凄いの?」と、読者からそんな疑問が届いたのかどうかはわかりませんが、「セドナって本当にいいの?」という、ど直球なタイトルがつけられたセドナ特集です。

 セドナ初心者が体験するセドナ旅行、セドナ経験者が語るセドナの魅力、現地ライターが教える最旬セドナ情報の3部構成で、セドナの魅力をあますところなく伝えています。

 まずは、セドナがお初という、オネエ祈祷師びびこさんのセドナ体験記です。

 セドナに降り立ち、びびこさんは、「普段、日本で封印していた私の感情の蓋を、4つも渦巻くボルテックスという巨大な地球エネルギーが吹っ飛ばして解放してくれたわけ」「(中略)シクシク悲しくなったりイライラ怒りだしたり、すっかり情緒不安定に」という状態になったとか。

 そう、セドナと言う場所は、自分の気づかなかった内面、聞きたくなかった心の声を容赦なくあぶり出してしまう場所なのです。見たくない自分を強制的に見せられることで、強制的に自分と向き合わされ、そして、より自分のことを知る。そうすることで、新たな自分に出会い、前に進める。それこそが、セドナが聖地と呼ばれる理由なのではないでしょうか。

 さらに、セドナマニアというサンプラザ中野くん、クラブワールド代表の大村真吾さんがそれぞれ、セドナの魅力を語ってくれます。びびこさん同様、この2人にも共通するのは「初めてセドナに行った時、帰り際にものすごくイライラしはじめたんです」(サンプラザ中野くん)、「セドナは『転換の地』。背中を後押ししてくれて、一歩を踏み出したくなるというか、能動的にさせられるというか」(大村さん)と、自分の内側にある制御装置が外されて、新たな自分に出会っています。

 日本国内でも強力なパワーを持つ場所は存在しますが、1度行くだけでここまで自分と向き合うことを余儀なくされる場所は、ないのではないでしょうか。ちなみに、インターネットで「セドナ ツアー」と検索してトップに出てきた格安ツアーサイトを見ると、5日間で10.2~16.6万円(燃油サーチャージ別途)と思ったより安い! 国内のパワースポットをいくつも巡ってパワーチャージするよりも、セドナに行けばパワースポット10個分ぐらいは軽くパワーチャージできそうな気がします。

 余談ですが、びびこさんはこのセドナ旅行から帰国後、彼氏候補ができたそうですよ!

 2号前に突然始まった編集部・藤田を主人公にしたスピリチュアルマンガが、1号前には違う人の体験談に変わり、今月号ではなんと、その存在自体がなくなっていました。ガッチガチなスピリチュアル界隈の人たちが出てくる本誌の中で、ライトに楽しめる心のオアシスだと勝手に思っていたため、残念でなりません。前回のレビューでも登場を心待ちにしている思いを書いたのですが、届かなかったようでむねん。その代り。という訳ではないでしょうが、マンガでお悩みを解決してくれるヒーラー・旭太朗さんが4ページ(ガガ様よりも多い!)で特集されていて、別の意味でびっくりしました。

 次号はどういった形で筆者を驚かせてくれるのでしょうか。今までの傾向だと、表紙に著名人が出た次の号は、イラストもしくは文字のみというパターンが多いのですが……。それも含めて、3カ月間、楽しみに待ちたいと思います。
(小林真美)



【検索ワード】  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする