――半分ガイジン!? な映像ディレクター・市村幸卯子がお届けする新連載「OH!ストレンジ☆冠婚葬祭」。信仰の有無に関わらず、さまざまな場面にスピリチュアル思想が盛り込まれている日本の冠婚葬祭。なんとな〜くやり過ごしているものの、中には「アレ? これってありなの?」と思うようなちぐはぐなものも……。そこで、長年の海外暮らしで培ったガイジン的視点から、日本のちょっとおかしなしきたりについて、ツッコんでいきたいと思います!

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(c)yuko ichimura

 冠婚葬祭――“The great ceremonies of life”。みなさんは、どう乗り切ってますか?

 20代のまるまる10年を、うっかり欧州で暮してしまった私。日本の文化やしきたりがわからないまま、すっかり30代になってしまいました。先週も、友人の結婚式の数時間前に参列仲間と電話で話しながら、「素足NGってほんと?」「ご祝儀のプライスが判らない!」と、直前までアワワ、アワワ……。さらには、ご祝儀袋に「金参萬円」と書くのも、すっかり忘れてしまいました。というか、そもそも直前まで、ご祝儀袋自体も買っていなかったという……。

 うーん、ニッポンの社会生活にもだいぶ慣れたつもりが、いたるところに落とし穴です。「私、ニッポンが一番好き! 何年海外に住んでも超ニッポン人デス!」と信じきっていたのに……。

 そんな私ですが、このたびものすごーく普通な、“THE・ニッポンの結婚式”を自分も挙げることになりまして(O.M.G!)。準備のために、しきたりなんかをちょっとのぞいてみたのですが、ま〜スゴイんです! 神道、仏教、キリスト教、ベルばらロマンにメルヘンも入り乱れて、なんでもオッケーな日本の「冠婚葬祭」。しかも、普段意識していない「ニッポンのスピリチャリティ」を山盛り搭載してしてるんでやんしょ!? ワンダフル〜おもしろすぎる〜。こうなったら、観光ガイジン目線でLet`s discover my inner Japaneseness!

■市村幸卯子(いちむら・ゆうこ)
1975年、神奈川県生まれ。映像ディレクター、国際マンガ家。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ・ファインアート科卒業。11年間のイギリス滞在を経て帰国。ロンドン時代よりTVCM、ミュージックヴィデオ、アニメーション作品など数多く手がける。著書に、福島第一原子力発電所事故後の東京の日常を描いた『3/11-TOKYO INTERRUPTED-東京一時停止-』(Carlsen Verlag社)がある。
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