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――いつの時代も世間をにぎわす“終末思想”。今年は、マヤ文明の暦が2012年12月23日で終わっていることから、「2012年マヤ暦滅亡論」が話題となっています。しかし、「○月○日世界が滅亡する」ということは知っていても、なぜそう言われているのかを知っている人は少ないはず。そんな人のために、世間で話題の“終末思想”を振り返ってみましょう。
 
■2012年人類滅亡説「マヤ暦」
 「マヤ暦滅亡論」は、「ノストラダムスの1999年人類滅亡」に続くものとして、今一番ポピュラーな終末論でしょう。古代マヤ文明において用いられていた暦の1つ「長期暦」が、2012年12月21日から12月23日頃に1つの区切りを迎えるとされることから、「人類は滅亡するのではないか」と連想された終末論です。では、マヤ文明とはいったいどのようなものだったのでしょうか?

■マヤ文明とは何か?
 マヤ文明とは、中央アメリカのグアテマラからメキシコのユカタン半島にかけて、紀元前1000年頃に発生し、850年頃まで栄え、ある日忽然と消滅した謎の超古代文明。巨大ピラミッド神殿を建設し、数学や天文学が発達した高度な都市文明でした。そして、今でも数千個のピラミッドが発掘されないまま、ジャングルの中に眠っているのです。

 マヤ族はとくに天文学の知識があり、惑星の運行を記録することに長けていました。太陽の周期や月の満ち欠け、日食や月食、さらには火星や金星の周期と軌道まで把握していたのです。農耕民族であったマヤ族にとって、正確な天体の動きを観測して雨季や乾季を知り、そして種をまく時期や収穫の時期を決めることは、とても重要なことでした。

 マヤ族の建築技術と天文学を駆使した神殿の遺跡がメキシコにあります。それが、チチェン・イッツァの「ククルカンのピラミッド」です。ピラミッドの四方には91段ずつ、合計364段の階段があり、頂上のプラットフォームの1段を足すとちょうど365段となり、1年間を連想させます。このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれています。

 そして、毎年春分と秋分の日の2回、真西から太陽に照らされる僅かな時間だけ、ピラミッドの階段部分に影ができて「ククルカン」というマヤ神話の蛇神の姿が浮き上がります。通称「ククルカンの降臨」と呼ばれ、これは春の始まり、秋の始まりを示す現象であり、農耕民族であるマヤ族が「種まきと収穫」の時期を知るためのものだったのです。

 このようにマヤ族は、現代にも匹敵する高等数学や天文学の知識を駆使して、マヤ暦(マヤ・カレンダー)を作り上げました。



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