――誰もが知っている有名どころばかりがパワースポットじゃない! 身近で意外な場所にも、神聖なパワーがあふれているんです。それはヒーラーや占い師などが顧客にだけ教えている秘密の場所。そんなパワースポットをこっそりご紹介します。 

 さて、今回はお江戸・日本橋エリアの意外なパワースポットを2カ所、ご紹介しましょう。どちらも、老舗デパートの屋上にあるパワースポットです。神社評論家の福野奉珠さんによれば、「規模は小さいものの、どちらもなかなかパワーがありますよ」とのこと。

■日本橋タカシマヤ「七福殿」 

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庭園の中にひっそりと立つ七福殿は、残念ながら
施錠されていました。賽銭箱には高島屋のマークが

 日本橋タカシマヤの屋上にあるカフェ裏手の庭園内に、小さなお堂と賽銭箱があります。屋上入り口やベンチなどからは植木に隠れて見えないので、休憩をしているほとんどの人が知らないはず。実際、お堂まで足を伸ばしていた人は1人も見当たりませんでした。

 お堂は七角形の七角堂。正面には大黒天と記されています。周囲には敷石があって、子どもの足でも15歩で1周できてしまえるほど。しかし、どの扉も施錠されていて七福神の姿は拝めませんでした。係の人によると現在は営業時間内に鍵を開けることがないとのこと。ああ、残念!


■日本橋三越本店の「三圍神社」 

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 日本橋三越本店の屋上の一角にあるのは「三圍(みめぐり)神社」。こじんまりとしていながら、手水も鳥居も備えた神社です。ときどき、参拝している人を見かけました。

 「みめぐり」という珍しい名前は、600年以上前、弘法大師が建立した小堂に源慶という僧が立ち寄ったとき、床下のつぼから現れた白狐がつぼの中の神像の周りを3度巡って消えたという言い伝えを由来とします。恵みの雨をもたらすなど、どんな願いこともかなう縁起のいい神様だとか。左側の活動大黒天は隅田川七福神のひとつで、台所を司る神として広く崇められたといいます。どちらも商売繁盛・幸運の神として人々の暮らしを見守ってきました。

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右から、俳句を献じられで雨を降らせたという社(赤)と活動大黒天(白)。
左の札には縁起の由来が書かれています。

 この日はあいにくの雨模様で賽銭箱にはシートがかけられていたため、三の字を丸で囲んだマークが見られませんでした。
 
 五街道の起点である日本橋。もともとパワーを持ち、パワースポットになるべくしてなった場所です。つまり、「日本橋三越本店」と「日本橋タカシマヤ」で買い物するだけでもパワーがもらえるのです。
 
 どちらも自由に出入りできますが、ひっそりと訪れ、日本一ミニマムな七福神巡りができる「日本橋タカシマヤ」と、小さいながらもれっきとした神社で、参拝もできる「日本橋三越本店」。どちらも甲乙つけがたいものです。薫風さわやかな季節に,お買い物ついでに両方の屋上散策と聖地訪問をしてみてはいかがですか。
(恐ミオ)






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