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 どんなに当たると評判の占い師でも、自分のことは自分では占わないことが多いという。

「占いは、その結果を客観的に読み解くことが必要です。自分のこととなると、どう頑張っても主観が入ってします。悪い結果が出ても、いい結果がでても、どこか、自分のいいように解釈してしまう可能性があるため、プライベートな問題ほど、占うことはしません」(占い師)

 何かトラブルに巻き込まれているとき、その問題がどうなるのか占おうとしても、怒りや相手への猜疑心にとらわれていては出てきた結果に対して冷静に判断ができない。恋愛関係はもっと顕著だ。自分にとっていい結果が出た時は、よりいいように解釈したり、悪い結果の場合はそれを素直に受け止められなかったり......。その時々の体調や精神状態は、占い結果に大きく左右する。とくにタロットなど、占い師の感性で読み解く占術に大きな影響を与える。

 もちろん、客の前ではそんなことは許されない。どうしても精神状態が悪い時は、予約してくれた客にキャンセルの連絡をしたりして、鑑定自体を休むこともある。それだけ占い鑑定は繊細なのだ。しかし、普段は主観をいれないように気をつけていても、自分のこととなるとどうしてもその部分がゆるくなってしまう。占い師も人間だからだ。

「占いで悩みを解決したいときは、友達や師匠に占ってもらいます。占い師同士だと、この人がどういうポリシーで占いと向き合っているのかわかります。だから、信頼できる占い師に占ってもらえる確率は高いかもしれませんね」(同上)

 占い師は未来をすべて見通せる予言者ではない。"占い"を通して、悩みに対するアドバイスをしてくれる人だ。そこに主観が入ってしまえば、それはアドバイスではなく、自分に都合のいい未来像。きちんとしたアドバイスが欲しければ、客観的な視点を持つ"自分以外"の占い師に見てもらうといいだろう。



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