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"奇跡"はそうそう何度も起きない

――顔はその人の本質を表し、真実を宿す場所。顔面評論家で知られる池袋絵意知先生に、話題の芸能人の"顔"から、テレビだけでは分からないホントの姿を検証してもらいます。

■今回のターゲット
指原莉乃(AKB48)

 エースの前田敦子がグループを卒業することが決定したAKB48。前田はすでにソロとして活動していることもあり、今後も女優を中心にやっていけるだろう。そのAKB48で、5月にソロCDを発売するのが指原莉乃。板野友美、前田敦子、渡辺麻友に続き、4人目のソロデビューとなる。『指原莉乃1stフォトブック「さしこ」』(講談社)も売れ行き好調で、AKB48のヘタレキャラとして人気を得、秋元康からもその才能を評価されている。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にもレギュラー出演と、今AKB48で最も勢いがあるのは間違いないが、今後もこの波に乗り続けることができるのだろうか?

 指原がよく出演する『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも、昨年10月11日放送で「(今日は)どっちかというと"ブス担当"が来ている」と言うなど、自ら「ブスキャラ」で売ってきた。「美人・不美人」の定義は、結局のところ見る人の主観になるので、指原をブスと感じる人もいれば美人と感じる人もいる。

 ただ、世間一般の評価だと、(AKB48の中では)小嶋陽菜や篠田麻里子が「美人の顔」で、指原莉乃は「ブスの顔」だった。指原自身、それをわかった上で自分の役割を果たしてきたように思う。指原をブスと感じる人の立場で解説すると、1番の理由は「野暮ったさ」にあるだろう。具体的なパーツでいうと1.「鼻先が丸い団子鼻」、2.「ゴツさを感じる頬」、3.「目が左右で非対称」だ。

 しかしこの3つは、顔相的に良くもなれば悪くもなる特徴だ。鼻先が丸い団子鼻は田舎者っぽく見えるが、健康運、仕事運、そして金運もバッチリの良相。ゴツさを感じる頬は、『踊る!さんま御殿!!』で指原が、「『誰しもこの角度から見たらブス』という角度がある」と言うようにゴツく見えることがある。最近では、韓国人女性は頬が出ているのをコンプレックスに感じているという調査結果も発表された。

 実際、昔の指原の頬はゴツく見えることが多かった。が、私がこの連載で「一番の開運メンバーは誰だ!? 『AKB48開運ワンダフルストラップ総選挙』」(※記事はこちら)で指原を1位に選んだように、最近は頬が丸く隆起する「たこ焼きほっぺ」に見えることが多い。このとき書いたように、開運度が高い顔相だ。

 目が左右で非対称というのも、あまりにも違い過ぎると違和感を感じるが、指原の目は山下智久のとき(※記事はこちら)に書いたように、やや外斜視の目がセクシーさを醸し出している。左右のバランスが違うが、顔全体で見たときに自然に見えると魅力になる。この目は、頬の高さと合わせて、女優での可能性を示している。

 このように指原の顔の印象が変わってきた理由は、よく言われるように「芸能人は『人に見られている』と意識するうちに顔が引き締まってきれいになる」ことが挙げられる。ただ、それだけが理由ではない。本日27日深夜24:35から放送される『どっキング48』(関西テレビ※関西ローカル)に私が出演し、「"モテ顔"のパーツ」について解説するのだが、実はパーツ以外で"モテ顔"になる方法がある。

 それは「見慣れた顔」だ。雑誌やテレビで毎日のように指原莉乃の顔を見ているうちに、我々は指原の顔を好印象に感じるようになっていたのだ! これは心理学で「単純接触効果」といい、繰り返し接すると好意度や印象が高まることをいう。つまり、AKBのメディア戦略の賜物というわけだ。『電通 洗脳広告代理店』(著・苫米地英人/サイゾー)のように、我々はある意味、洗脳されていたのである。

 秋元康は『指原莉乃1stフォトブック「さしこ」』の帯に「AKB48とは、指原莉乃の"奇跡"のことである」とメッセージを寄せているが、私は「AKB48とは"メディア戦略と指原莉乃の努力"のことである」と言おう。

■池袋絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。著書に『最強モテ顔講座』(オークラ出版)、『顔相恋占い』(池田書店)、『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。
・ブログ「Face to Face」 



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