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ついつい友達と話してしまう血液型占い

 ホロスコープ、四柱推命、タロット、姓名判断、手相、人相など、世の中にはさまざまな占いがある。ホロスコープを使う占星術は、「12星座占い」として一般的になじみがあるが、ほかにも一般的に親しまれている占いといえば、それは「血液型占い」だろう。しかし、職業として占いをしている占い師が、血液型を使って占うことはない。なぜだろうか。

「血液型占いは、ほかの占術と違って占い方法を説明した本がないのです。占い師によっては自分の得意な占術と掛け合わせて占う人もいますが、あくまでもサブとして。分類も4つしかありません。12星座も分類は12しかないじゃないかと言う人もいますが、相談者の生まれた日時に星の動きは異なります。そのため、1人1人の性質を出すことができますが、血液型はそれができないのです」(某占い師)

 血液型占いは、「ABO式血液型」をもとに占う日本特有のもので、欧米で支持されていない。そもそも欧米は自分の血液型を知らない人さえいる。また、国によって血液型が偏っているため、日本のようなブームにはならない。

「テレビや雑誌で血液型占いがブームになり、『A型は几帳面』『O型は大雑把』など、『○○型はこうである』というように、すりこまれてしまったこともあります。実際に思い当たることも多く、それもあって、血液型占いは当たるというものに拍車をかけたのでは」(占い業界に詳しい人物)

 占いを楽しむ人は、「外れていること」よりも「当てはまること」を見つけようとしてしまう。1つ当てはまることを見つけると自分のことを言い当てられたと楽しくなり、さらに次、次と、無意識に「当てはまること」を探してしまうのだ。そして結果、当てはまることが多いと感じ、血液型占いは当たっている、と思ってしまう。

 しかし、血液型と性格については、今まで多くの研究が行われ統計も取られてきたが、現時点では科学的根拠はないと言われている。占い師がメインの占術として使うのはいかがなものだが、友達との飲み会や会話のネタに使うには便利だ。分類が4つしかない分、当てはまる可能性も高く、誰でも簡単に言い当てることができる。外れたからといって、悪いことが起きるわけでもない。そうやって楽しめるのが、血液型占いのおもしろさといえるだろう。



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