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向き不向きがあるので一概には言えませんが

 占いを学ぶには、大きく分けて2つの方法がある。すでに占い師としてデビューし、先生と呼ばれる人のもとで勉強する(占い教室も含む)方法と、独学で学ぶ方法だ。

 先生のもとで勉強するというと、弟子入りを想像するかもしれないが、近年は、数年前の占いブームのおかげか、「占い教室」がたくさんでき、カルチャースクールに通う感覚で占いを学べるようになった。教室のレベルも、初級コース、中級コース、上級コースと、能力に合わせて選べるため、是が非でも占い師になりたい! という人だけでなく、趣味の範囲で占いを楽しみたいという人も通っているようだ。

 占い好きなら誰でも学べるようになったのはいいことだが、悩まされるのがお金の問題。

「だいたい1回の講座(60~120分)が1万円前後。講座料金とは別に、テキスト代がかかる場合もあります。マスターするには10~12回ほど通わなくてはいけないのですが、有名な占い師であればあるほど講座の料金は高くなり、全12回で30万円前後する占い教室もあります」(占い教室開業者)

 そのため、お金をかけず占い師になるために、独学で学ぶ人が増えているという。今はどんなにマニアックな占術の本でも、海外でしか販売していないような本でも、インターネットで検索して購入することができる。命式も占いソフトを使えば簡単に出すことができる。有名な占い師の新しい解釈も、ブログなどでチェックすることも可能だ。

 反面、簡単に、かつお金をかけずにたくさんの情報を手に入れることができるため、どの情報を選び、突き詰めていくのかはその人自身にゆだねられる。

「タロットカードの意味は、その人の解釈によって変わってきます。独学で学ぶのであれば最低でも2~3冊はタロットの本を読んで、自分なりの解釈のしかたを見つけなければいけません」(某占い師)

 また、独学の場合、占う機会が少ないのも大きな難点。占いは知識だけではできない。過去、何人占ってきたかがその人の経験になり、結果を読み解く能力につながる。アドバイスをする際にも、相談者の性格に合わせて、オブラートに包んだほうがいいのか、ズバリと言ったほうがいいのかなど、さまざまなパターンが考えられるのだが、占い機会が少ない場合、パターンが少なく、結果、相談者に満足してもらえないことになってしまう。

 一番の大きな問題は、「客観的」に自分をみることが難しいことだ。弟子入りも占い教室も、先生が解釈や鑑定の何がいけなかったのかを指導してくれる。しかし独学は、その判断も自分でしなければいけない。占い師は、他人を占うことを生業としている。独りよがりの占いは、その人の自己満足以外のなにものでもない。

 本当に1人で占いを学ぶよりも、占い師になるため独学で学んでいる仲間を見つけたり、自分の鑑定について誰かにアドバイスをしてもらったほうが、より深いところで知識を得ることができる。

 占い師は、自分でそう名乗った瞬間になれる。そして、名乗った瞬間から、すべての占い師と同じように、「人を占う」という責任を背負わなければいけない。独学学んだ人でも、占い教室で学んだ人でも、その責任の重さは同じ。どちらの道を選ぶのかは、あなた次第ということだ。



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