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ルーンは持っているだけでもお守りの効果が

 ネットで簡単に占いができるようになった今、逆に占いの手順をアナログ的に楽しみたいと思う人も増えてきています。たとえばカードやサイコロなど、「物」を使う占いがそうです。

 日本でモノを使う占いの代表と言えば、「易占い」でしょう。「筮竹(ぜいちく)」という長い竹の棒を両手に持ってじゃらじゃらと混ぜ合わせてぱっと二つに分け、偶数か奇数かで占います。また、日本や中国で古代に行われていた「亀甲占い」は、亀の甲羅を火にくべて熱し、その割れ目で吉凶を占うものでした。ほかにも世界にはさまざまな物で占う方法が伝わっています。

■サイコロ占い 中国など
 賭けごとに使うサイコロは、昔から占いにも使われてきました。出た目で吉凶を占う場合も、偶数か奇数かで、易の卦(け)を出して占う場合もあります。現代では、通常の6面体サイコロのほかに、8面体、12面体など、さまざまなサイコロがあります。8面体サイコロは、易の8つの卦に当てはめて使うこともできます。12面体のサイコロには、占星術のマークが書かれたアストロロジー用サイコロもあります。

■豆占い ヨーロッパ
 古代エジプトで生まれたともいわれている「コーヒー占い」。ひとつかみした豆が、偶数か奇数かで占います(そこは易占いと似ています)。豆を使わずに、紙にランダムに線を描いて占うこともあります。その場合も、線が偶数か奇数かで占います。数回続けて偶数、奇数を出し、その並び順で占うところも易占いと一緒です。

■鉛占い ポーランド
 溶かした鉛をカップの水に落とします。すぐに不定形な形に固まりますが、その形で一年を占います。トゲトゲだったらトラブルが多い年、なめらかな丸に近いほど良い年とするそうです。占う者のインスピレーションによるところが大きいようです。

■ルーン占い 北欧
 ルーン文字が刻まれた小石や木のチップなどで占います。袋から取り出して、おみくじのように占ったり、全部一度に出してばらけた形で占うこともあります。ルーン文字のひとつひとつに意味があり、魔力が宿っているとされ、おまじないや護符にも使われます。

 物で占う場合、その物自体をコレクションしたり、触れたりして楽しむことができるのが特徴です。たとえばサイコロなら、プラスチックの見た目も値段も可愛らしいものから、骨や象牙でできた高級品までピンキリ。12面体の星座サイコロは置いておくだけでもしゃれたインテリアになります。石で占うルーン占いの場合、水晶やローズクォーツやいろいろなパワーストーンのルーンセットがあります。色とりどりのパワーストーンで作られたルーンストーンセットは、見るだけで楽しめます。

 また、物を使った占いは、「サイコロを振る」「ルーンを引く」など、単純な作業で結果を出すことができます。そのため、おみくじ感覚でその日の吉凶を占ったり、迷っていることについて尋ねてみたりと、簡単に自分で自分のことを占うことができ、出た結果をイマジネーションを使って読み解く楽しさがあります。

 今、パソコンさえあれば何でも占うことができてしまう時代に、豆や鉛やパワーストーンなど、いろいろな物を使った占いを、楽しんでみるのもいいのではないでしょうか?

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■高橋桐矢(たかはしきりや)
占い師兼作家。猫をこよなく愛す。著書『占い師入門』『はじめてのルーン&パワーストーン組み合わせ入門』(ともに雷鳥社)。監修占いサイト『ルノルマンカード』。
高橋桐矢ツイッター



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