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「ゆがふる。」(芸文社)5月号

 毎号、スピグッズ付録が手に入るのがうれしい雑誌「ゆがふる。」(芸文社)。ひとつの号に3つの付録があったり、それまでの付録とセットで活用できたり、いろいろ工夫している様子が伝わってきますが、今月はどうなっているのでしょうか? しかし、あくまでも雑誌ですので、付録だけでなく読み物としての面白さも期待したいところです。早速チェックしていきます!

<トピック>
◎特別付録:願いを叶える夢の手帳とレインボー・ボールペンで幸せのお取り寄せ!
◎赤パンツでぐんぐん開運!
◎人生を好転させる幸運の手サイン

■少女の心で幸せを「お取り寄せ」!

 今月号の付録は、願望実現手帳とレインボー・ボールペンのセットです。

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今月の付録は開運っぽさゼロ。日常使いできるかも......

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自分の欲しいものや願いをこの手帳に書くとかなうそうですよ!

 手帳のカバーが緑色のクロコダイル地なのは、今年の干支の辰を意識してとのこと。クロコダイルはワニですが、「うろこ」つながりなのでしょうか。ボールペンは金色で、7色のラインストーンが付いています。そして、このラインストーンは「夢や願望のもとへたどり着くための虹の橋」をイメージしているとのこと。

 パステルグリーンのカバーといい、「夢へかける虹の橋」という発想といい、今月号の付録はとてもファンシー。これには、金運や結婚運を渇望するギラギラした欲求を忘れ、おまじないに真剣になっていた少女の頃の気持ちを思い出す、という効果もあるのではないかと思います。スピ好きの皆さまなら一度は願望実現を書きだしたことがあると思いますが、今一度、そんなピュアな気持ちで書き出しを行うと、実現により近づけるのかもしれません。

■霊との対話をブログで発信

 ......と付録に関してはややぬるめの評価をしましたが、今回は読み物にツッコミを入れていきたいと思います!

 「人生を好転させる幸運の手サイン」という特集、企画名だけを見たときは「手でサインを作れば開運だなんて、簡単にできそうだしいいね!」と思い、はりきってページを開いたのですが、これが相当のクセモノだったのです......。

 「私が霊能力に目覚めたのは、妻の死がきっかけでした」という一文でこの特集は始まります。特集の監修者であり、「霊能看護師」の本間きよし氏の霊界や人生についての持論が、「手サイン」についてはみじんも触れられないまま、2ページにわたり展開されていきます。本間氏は妻の病気と死がきっかけで霊感を目覚めさせることに成功し、さらに看護師という「心理のプロとして30年も現場に携わった」ことも手伝って、霊と対話し、なんと「ブログを通じて発信、やがて事実となる出来事を的中させていった」そうなのです!! 霊は電波を通りやすいとも言われいますが、もしかしたらブログに霊の力がのりうつっていたのかもしれませんね。

 3ページ目でやっと「手サイン」のやり方が少し説明されているのですが、おそらく多くの読者は4ページ目の「本間さんの能力を裏付ける、実際にあった出来事の一例。ブログへの書き込みや知人へ告知することで、その能力を証明」という囲み記事に目を奪われて、「手サイン」どころではなくなってしまうと思われます。

 「第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)優勝、FIFAワールドカップ(アフリカ)における全日本の活躍(ベスト16)などの結果を事前にブログで掲載。ブログのコメント返信欄などは第三者の書き込んだ日時がはいるため、後で手直しも不可であり、確かな証明としました」と書いてあるのですが、その必死なアピールのわりに、当のブログ記事のアドレスもキャプチャの画像もないところがかなり変です。ちなみに検索してブログを読んだところ、例えば、「イチローがプラスのイメージを持てるように、マイナスの部分は浄化してみましたが、天才イチローは浄化などには関係なく活躍できると思います」など、とても曖昧です。

 本間氏を信じるか信じないかはおいておくとしても、本間氏の霊能力絶賛記事をこのオセロ・中島騒動とほぼ同時期に掲載しようと思った「ゆがふる。」には正直驚きました。ウォッチするには面白いんですがね......。

 ファンシーな付録となかなか刺激的な特集でいろいろな側面が見られた今月号の「ゆがふる。」。今後も付録以外の特集にも要注目です!
(萌えしゃン)



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