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友達だったらいいんですけどねー

 占いは、一種のカウンセリングであるともいわれる。相談者の悩みについて、何が問題なのか、どうすれば解決できるのかを、現在の状況と相談者の心情からアドバイスをするからだ。占い好きのなかには、「月に1度は占い師に話を聞いてもらっている」という人もおり、占い師というよりも、カウンセラー、悩みを聞いてくれる友人と捉えて通う人もいる。

 占いの楽しみ方や利用の仕方は人それぞれなので、カウンセリングとして通うことは一概にいいとも悪いともいえないのだが、気を付けなければいけないことがある。それは、相談中に何度も「わかる」とう占い師だ。

「相談者の悩みに対して、相槌を打つように『わかるわかる』という占い師は要注意です。これは相談者に同調しているだけで、悩みに対してのアドバイスでもなんでもありません」(某占い師)

 占いの解釈や解説は、占い師の実際の経験が大きく関わってくる。仕事運を占ってもらうにしても、企業の経験がある占い師とない占い師では、経験がある人のほうが占いででた結果からより具体的で明確なアドバイスをくれるだろう。ただし、占いの能力と社会経験値はイコールではない。だから、さまざまな経験があるからといって、必ずしもいいアドバイスをもらえるとは限らない。

 相談者の悩みと同じような経験があり、かつ同調しやすい占い師でよくみられるのが、「私もそんな経験あるわ~そのときはね~」と自分語りが始まってしまうパターン。具体的なアドバイスをしようとすればするほど、過去の自信の経験を引き合いに出してしまい、相談者からしたら初めて会った占い師の過去の失敗談を聞いているだけになってしまう。結局、解決方法をもらうことなく、鑑定時間が終了。時間もお金もむだになってしまうのだ。

 相談者が占い師に求めるものは、同調ではなく、今自分が抱えている悩みを解決する方法だ。お金と時間をはらったのに、具体的な解決方法を提示しないような占い師なら、友達に相談したほうがよっぽどいい。

 また、「わかるわかる」という占い師の危険な理由はもうひとつある。相談者に同調し過ぎてしまい、相手のネガティブな思考にのまれてしまうのだ。ネガティブな思考は他人へも影響を与える。1日に何人も鑑定する占い師は、知らない間にマイナスな念にとらわれていることが多い。そうならないように、鑑定後は塩や水晶で気を浄化したり、定期的にお祓いに行く人もいる。しかし、同調することで、祓ったネガティブな気持ちをまた引き寄せてしまう。そして、それは同じ感情の相談者にも飛び火する。

 心が弱っている時ほど、自分の気持ちをわかってくれる人に寄りかかってしまいがちだが、占い師の場合は気を付けたほうがいいかもしれない。



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