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占いの"当たる"って何?

 今や占いといっても、対面鑑定以外にも、電話占い、メール占い、チャット占い、スカイプ占いなど、直接占い師のところへ行かなくてもさまざまな方法で鑑定ができる。対面鑑定との大きな違いは、自宅で自分の好きな時間に鑑定を申し込めること。電話占いの最終受付は深夜~明け方のところが主で、メール占いは24時間体制で受け付けてくれる。仕事から帰ってきて、ふと誰かに悩みを相談したいときに利用できるため、年々利用者も増え、認知度も上がってきている。

 そんな電話占いやメール占いの占い師のプロフィールを見ると、「霊感」「霊視」を用いて鑑定している人が多いことをご存じだろうか。直接、相談者に会わずに鑑定するので、そういった力が求められるからという見方もあるが、相談者のなかには、「霊感占い師が多いから電話占いを利用する」という人もいる。

「四柱推命やホロスコープなど専門知識がないと導けなかったものも、現在はパソコンに自分の生年月日を入力すればものの数秒で出ます。"自分のために鑑定してもらっている"といいう感覚が、パソコン占いの登場で薄れてしまったんですね」(占い業界関係者)

 「霊感」や「霊視」は、ともすれば「あやしい」と思われがちだが、コンピューターで占われることに違和感を感じる人にとっては、自分のために鑑定してくれていると思えるそうだ。しかも、「霊感」は身に着けようと思ってもできないもの。そのため、「霊感占い」だとより自分の知らない部分や気付いていないところがわかるのではないかと期待してしまうという。

「占いは統計学といわれます。しかし『霊感』はそれでは説明できないもの。『ご宣託』というとおおげさですが、それに近い感覚を味わえるのではないでしょうか」(同)

 しかし一方で、「『霊感占い』といえば客の引きがいい。そのため、霊感がない占い師にも『霊感占い師』と名乗らせたり、勝手にプロフィールに加えるよう指示するところもごくわずかですがあります」と同関係者は言う。もちろん、これは悪徳な占い会社の場合だ。

 占いにはさまざまな占術があり、占われる側にも好きな占術や嫌いな占術があるように、占う側にも得て不得手がある。また、霊感のある占い師の中には、霊感を使っていると相談者が身構えてしまうこともあるので、公言していなかったり、タロットなどを用いて鑑定している人もいる。

 こういっては勉強してきた占い師に怒られるかもしれないが、霊感もひとつの占いの方法だ。西洋占星術だからいいとか悪いとかがないように、霊感占いだから特別な占い、当たる占いではない。占いに過度に期待をしすぎると、知らない間に依存してしまうこともある。霊感占いも占星術もタロットも単なる占い。それぐらいの距離感で占いに接している人が、本当に占いを楽しんでいる人だろう。



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