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女性占い師の敵は"アンチ占い"じゃなくて、
女占い師です

 最近では、占いに行く男性やパワーストーンを身に着ける男性も増えてきたが、占いを楽しむ人はまだまだ圧倒的に女性の割合が多い。

 「男性受けより女性受けをする占い師のほうが息が長いですね」と語るのはある占い師。同性だから悩みを相談しやすいというのもあるが、理由はそれだけではない。

「占い業界では、イベントの出演も相談者の紹介も、ほとんど人からの紹介でつながります。そして占い師のほとんどは女性。同業者の女性から嫌われたら、仕事の生命線がなくなるのと同じ。特に、占い館などで定期的に同業者に会う場合は、いかにそこの女性占い師に好かれるかが大事になってきます」(同)

 口コミで広がるため、そこで悪評なんてものが広められたら営業妨害以外の何でもない。そのため、新人の占い師は、まずは同業の女性に好かれる必要がある。

 「一度男性受けを狙ったこともあるのですが、定期的に通ってくれるのはありがたかったのですが、結局、占いをやりにくるのではなく口説きにくる。それを隣のブースの女性占い師に見られて......もう、悲惨な状況でした」(同)

 占い館に所属したものの、占い師同士の人間関係に悩んで辞める場合もあるのだとか。しかし、独立しても結局は口コミの世界。占い館の時代に、相談者や同業者とつながっていたかに左右される。
 
「今は、TwitterやFacebookなどのSNSでお客さんと直でやり取りをしたり、自分で情報を流したりしていますが、それも一種の口コミです。女性はいいなと思ったものはすぐに人に話して口コミで広がるので、女性を味方につけておくのは本当に大切です」(同)

 男性が占いに行くときは、自分では決めかねる大きな問題や、人生の転機など、1年に1回あるかないかのタイミングだ。しかし、女性の場合、恋愛、結婚、仕事、人間関係など、誰かにちょっと相談したいとき、それが占いだったりする。そうやって数カ月に1度定期的に通ってくれる女性客が、占いを職業としている占い師の生活を支えている。

 女の世界で生きるには、いかに同じ女に好かれるのかが大きなポイント。現在占い師として成功している女性占い師は、女社会に生きる処世術をしっかりと身に着けた人間ということなのかもしれない。



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