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占い師の言葉は神の言葉じゃありませんよ

 占い師に鑑定してもらい、「○○日間はこのことを誰にもいわないでください」などといわれことがある人はいないだろうか? 特に、「あなたが必要としているパワーストーン」やら、「運気を上げてくれる置物」など、鑑定以外で何か物を買った時だ。

 ピンとくる人は分かるだろうが、この「○○日間」とはクーリングオフ期間のこと。占い師の言葉を信じて数日間黙っていたのに、まったく運気が上がらない......。これはおかしいと思って問い合わせてみても、クーリングオフが過ぎているので返品することはできず、もちろん、払ったお金が戻ってくることもない。まさに、"泣き寝入り"状態になってしまう。

 「『○○日間誰にも言わないでください』なんてことは、占い師は相談者に言いません」と話すのは、某占い師。

「基本的に占い師は、相談者の不安や悩みを聞き、それをいい方向へ持っていくことが仕事です。また、相談者は占い師を信用して、悩みや不安を話してくれます。そこにつけ込むこと自体が、もはや占い師ではない。そんな人は占い師と名乗っているだけの単なる悪徳業者です」(同上)

 悪徳占い師と呼ばれる人の代表的な手法は、相談者の不安をあおり、おどしをかけること。「○○すると不幸になる」はまさに常套句だ。上記のセリフでは「不幸になる」とは言っていないが、不安に駆られている人ほど、「○○日間以内に人に話したら不幸になってしまう」と勝手に思い込んでしまうことが多い。冷静な判断ができる状態なら、「なぜその期間なのか」「話してしまったらどうなるのか」と疑問に思い、占い師に尋ねるだろう。

 人は不安や悩みにとらわれている時、何かにすがりたくなってしまうもの。そして、すがりたい気持ちが強ければ強いほど、考え方もマイナス思考に陥ってしまう。「占いで人生をガラッと変えたい」「悩みを全部占いで解決してほしい」と、何もかもを占いに頼ろうと考え始めた時、それはマイナス思考に陥り、冷静な判断ができなくなり始めたサイン。

 占いは悩みや不安に対するアドバイスをくれるものであり、相談者の人生に責任を持ってはくれない。占い師もしかりだ。すべてを占いに頼ろうとすると、悪徳業者のほうがあなたのところに寄ってきて、単なるカモになる可能性がグッとあがってしまうことだろう。



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