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Photo By Dutch Strobist From Flickr

 2月1日は「インボルグ」。インボルグとは、妖精の国アイルランドや、ケルト文化圏で広く伝わっている立春祭で、厳しい冬の邪気をはらい、眠っていた精霊たちを迎える大切な日です。精霊たちの眠りを覚ますのは、炎を司る女神ブリジット。インボルグは女神ブリジットに捧げられたお祭りであり、霊感と豊かさを約束してくれる日でもあるのです。

 でも、「インボルグは、日本と何か関係があるの?」と思う人もいるでしょうが、実は、日本の節分と深い関係があるのです。

 節分は文字通り季節の分かれ目を表していて、冬から春に変わる時期としています。そして、昔から季節の変わり目は、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための行事が行われてきました。

 日本の節分では、豆をまいて邪気をはらいますが、インボルグは炎を司る女神ブリジットにあやかり、火を焚いて邪気をはらいます。そうやって浄化すれば、春からの豊かな実りがもたらされると考えられてきたのです。

 さらに、こんな共通点もあります。魔よけとして、日本では節分の日にヒイラギの小枝にイワシの頭を刺して、門扉に飾るなどの風習がありました。ケルト文化でも、妖精や精霊たちを守るため、神聖なヒイラギの小枝を冬の間中、家の中に飾ったといいます。日本とアイルランドは、妖怪の国と妖精の国。目に見えないもの、スピリチュアルの存在を昔から信じる文化が、人々の心に宿っているのです。

 季節が変わる2月の始めは、嫌なことを忘れ、良い運気を取り込むには最良の時期。ぜひ、私たちもいにしえの知恵にあやかって、幸せを呼びこんでみませんか?

■インボルグに試したい嫌なことを忘れるおまじない

<用意するもの>
キャンドル(アロマキャンドル可)、水の入ったコップ、大切なお願い1つ
※キャンドルを置くものは耐熱性のものを用意する

<時期>
1月31日~2月4日の日が沈んだ後

<おまじないの方法.>
(1)テーブルの上の右側にキャンドル、左側に水の入ったコップを置く
(2)深呼吸をして心を落ち着かせたら、キャンドルに火をともす
(3)嫌なこと、忘れたいことをコップの水底に封じ込めるイメージをする

 女神ブリジットが不安や悩みを浄化し、前向きなパワーを与えてくれるでしょう! また、キャンドルの炎のゆらめきは、心を落ち着かせてくれる効果もあります。特に嫌なことや忘れたいことがない場合は、キャンドルの炎を見つめながら、自分自身と向き合って心の整理をするのにもオススメです。

 新しい季節の始まりは、新しい気持ちで迎えたいもの。新年に決めた目標に向かって上手く進めていない人や、改めて1年の計画を立てようと考えている人は、インボルグの日に今一度自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

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■金森藍加(かなもり・あいか)
占い師兼ライター。神社めぐりとハシビロコウが好き。監修占いサイト「金森藍加のケルト占星術」、公式モバイルサイト「ケルト☆魂の癒やし」。



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