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「Men's JOKER (メンズ ジョーカー) 2011年
9月号」(KKベストセラーズ)

――顔はその人の本質を表し、真実を宿す場所。顔面評論家で知られる池袋絵意知先生に、話題の芸能人の"顔"から、テレビだけでは分からないホントの姿を検証してもらいます。

 1月8日に第1話が放送されたNHK大河ドラマ『平清盛』。初回平均視聴率が17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と昨年の上野樹里主演の『江〜姫たちの戦国〜』の初回平均視聴率21.7%を大幅に下回る厳しいスタ−トとなった。大河史上過去3番目に悪い視聴率だが、主演の松山ケンイチの登場は本日放送の第2話からのもよう。放送前から話題になっている松ケンの役作りが功を奏して視聴率がぐっと上がるのか、それともこのまま落ち続けるのか?

 昨年大みそかの『第62回NHK紅白歌合戦』で松ケンがゲスト審査員として紹介されるやいなや、ネットでは「笑い飯www」「西田幸治www」と大騒ぎだったようだ。確かに髪型からヒゲまでそっくりだが、私の印象は違った。私は、"松山ケンイチの妻・小雪と因縁あさからぬ関係にある広末涼子の旦那"キャンドル・ジュンが激太りして耳たぶの穴がふさがったのかと思った。

 もともと松ケンの顔は高く評価していただけに、あまりの変わり様に言葉を失った......。髪型とヒゲは役作りだとしても、激太りは役作りじゃないだろう。あの太り方はよくない。あれは新婚特有の幸せ太りではなく、不摂生によってたるんだだけだ。痩せた顔よりも太った顔のほうが顔相的にはいいのだが、健康的に太らないと意味がない。ふくよかに肉つきが良くなるのと、だらしなく肉がたるんでくるのでは、同じ太るという言葉を使ってもまったく意味が違うのだ。

 昨年4月に小雪の結婚を発表した松ケンだが、記者会見で「がむしゃらに押した」 と語っている時の顔はよかった。顔の変調が見られたのは8月からだ。コンビニで松ケンが表紙の「Men's JOKER 2011年9月号」(KKベストセラーズ)を見て「表紙の松山ケンイチさんいい目つきではない」と思わず自分のFacebookに書き込んだほど。

 私が松ケンの顔を高く評価していたのは、左右非対称でもバランスが取れた個性的で魅力的な顔であることと、髪型によってイメージがガラリと変わる(顔つきまで変わって役になりきった顔になる)のがその理由だが、結婚会見の時はウェーブのあるロングヘアに口ヒゲ、あごヒゲの顔でも、幸せ太りの中に貫禄を感じさせるたくましさがあった。しかし「Men's JOKER」の時は同じ髪型でヒゲなしにも関わらず、すねたイケメンニートみたいな顔になっていたのだ。で、大みそかは"太ったキャンドル・ジュン"。何か歯車が狂っているとしか思えない変貌ぶりで心配で仕方がない......

 しかし、1月5日に小雪が男児を出産しパパになったことで、いい方向に変わってくるのではないかと思っている。松ケンは上唇のほうが下唇よりもかなり厚い口をしていて、与える愛がとても強い顔相の持ち主。見返りを求めない無償の愛をもった人であることがわかる。今まではそれが妻・小雪にだけ向けられていたが、子どもができたことで二分されるだろう。それどころか、血のつながった子どもに対する愛が7割、妻に対する愛が3割くらいに変化すると思われる。

 父としての自覚が出てきて以前のような強い眼差しが戻ってくれば、頬もキュッと上がって結婚前より丸みのあるかっこいいパパの顔になり、『平清盛』の視聴率も上がってくるだろう。ただ、子どもがかわいいばかりに仕事が手につかなくなる可能性もないとはいえない。ま、その時は小雪が稼いで主夫になればいい。そしたら、その経験を活かして、カリスマイクメンとして本の出版や講演活動をして、また俳優業に戻ってくればいいさ。

■池袋絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。著書に『最強モテ顔講座』(オークラ出版)、『顔相恋占い』(池田書店)、『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。
・ブログ「Face to Face






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