――顔はその人の本質を表し、真実を宿す場所。顔面評論家で知られる池袋絵意知先生に、話題の芸能人の"顔"から、テレビだけでは分からないホントの姿を検証してもらいます。

 「2012年、最も売れる女優ランキングベスト3」(記事はこちらから)の次は、男優編です!

 2011年は若手女優の新星が現れる一方で、昨年の男性俳優界は、西島秀俊や長谷川博己など、30~40代の俳優が連ドラ初主演&民放ドラマ初出演を果たした。しかし、全体的には20~30代のお馴染みの俳優たちが新たに活躍の場を広げたといった印象で、大きな変動は感じられない1年だった。今年もこの流れは続くのだろうか? 2012年、売れる顔を持つ俳優をランキングでみていこう。

■第3位 亀梨和也

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アニメの実写版という新境地を拓いた亀梨さん

 3位は、昨年は「an・an」(マガジンハウス)の表紙を「魅惑の"美女メイク"」で飾ったKAT-TUNの亀梨和也。連続ドラマ出演は『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)のみで、視聴率もイマイチだったが、この人は目が本当にいい! 鷹のような強い目をしていて邪悪なところがない。若い女性に多いのが、強い目と悪い目の見分けがつかない人。目は感覚的に見る部分だから言葉で説明するのは難しいが、ワルっぽいのと本物の悪の違いは目つきで分かる。亀梨の目は、「犯罪を犯すような危ない目」ではなく、「魅力的な危なさの目」だ。本物の悪人とジャニーさんが言う「YOUたちはワルのイメージだから」は違うのである。

 ただ、嵐の大野智の『怪物くん』が当たったからといって『妖怪人間ベム』の実写版はいささか安易に狙いすぎた感がある。今のところ役に恵まれていない亀梨だが、メイクがなくても魅惑の目をしているのだから、今年こそは俳優としてブレイクするだろう。どうせアニメの実写版をやるなら、野球大好きの亀梨のために『巨人の星』(原作:梶原一騎 漫画:川崎のぼる)をドラマ化して花形満役を与えてはどうだろうか。

■第2位 瀬戸康史

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『MEN'S PHOTORE VOL.1 瀬戸康史 in 
Hawaii!』(東京ニュース通信社)

 2位は、昨年NHK 大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』に出演し、『ランウェイ☆ビート』(大谷健太郎監督)、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(田中誠監督)と映画にも立て続けに出演した瀬戸康史。女の子のような可愛い顔をしているので、「アヒル口の表情は写真の時だけ作っている」「雑誌でキラキラの目はデジタル補正している」と思っていたのだが、「月刊TVガイド」(東京ニュース通信社)の取材で会って驚いた。目は写真以上にキラキラしているし、口はアヒル口ではなくて、天然で口角がキュッと上がった"キス口"なのだ。

 また、「女顔」どころか「女の子顔」をした瀬戸だが、額を見せてもらったら、縦も横も広くて、生え際が直線の男性的な額をしていた。さらに額を出した顔だと、眉と目の間隔が狭い男性的な配置であることがよくわかった。童顔ではあるが明らかに男の顔で、少年剣士のような顔だった。例えが古くて申し訳ないが「赤胴鈴之助」かと思った。そうだ! 瀬戸にもアニメの実写版で赤胴鈴之助をやらせてみてはどうだろうか?

■第1位 小栗旬

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『小栗旬責任編集 「旬刊小栗 」』
(ワニブックス)

 1位は小栗旬だ。「11年は連続ドラマへの出演はなし?」と思ったが『荒川アンダーザブリッジ』(TBS系列)に出ていた。それくらい、昨年は存在感がなかったが、2012年売れる女優1位と予想した武井咲と同様に、小栗も"顔面プチ歪み"。左右の目の大きさや形が違う左右非対称(アシンメトリー)の顔で、フェイスラインも左右で違っている。武井咲や昨年オリコンから発表された「2011年女性が選ぶなりたい顔ランキング」1位の綾瀬はるか以上に左右非対称なのに、全体で見るとバランスが取れており、角度によっていろんな表情が生まれ、誰にも真似できない魅力的な顔になっている。

 プライベートでもこの複雑な顔が威力を発揮しているのだろう。矢口真里、田中美保らと浮き名を流し、現在交際中の山田優に至っては、小栗の浮気がフライデーされても許している。小栗旬は「魔性の女」ならぬ「魔性の男」なのである。

 もちろん、俳優としての才能も顔相から見てピカイチだ。逆三角形の輪郭で感受性が鋭く、神経質、空想力豊かといった特徴がある。芸術家気質があって、実際アーティストに多く見られる顔相だ。小栗旬が魅せる迫真の演技は、現実と架空の区別がつかないくらい役に入り込んでいるからだろう。

 ただし、才能があるのは俳優であって監督の才能はない。10年に公開した初監督映画『シュアリー・サムデイ』は1カ月で打ち切りと大コケしたが、二度とメガホンを持とうとは思わず俳優に専念したほうがいいだろう。

■池袋絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。著書に『最強モテ顔講座』(オークラ出版)、『顔相恋占い』(池田書店)、『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。
・ブログ「Face to Face






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