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『オレは絶対性格悪くない!』(太田出版)

――顔はその人の本質を表し、真実を宿す場所。顔面評論家で知られる池袋絵意知先生に、話題の芸能人の"顔"から、テレビだけでは分からないホントの姿を検証してもらいます。

 「2011年テレビ番組出演本数ランキング」1位に輝いた有吉弘行。1996年にお笑いコンビ「猿岩石」として『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイクの旅で大ブレーク。歌手としても「白い雲のように」で第39回日本レコード大賞新人賞と、当時はアイドル的人気を誇ったが、一発屋として芸能界から消え、その後、長期の潜伏期間を経て芸能界に返り咲いた。そして、今回のランキングの結果だ。この人気は2012年以降も続くのか? それとも二発屋芸人としてまた消えてしまうのか? 改めて顔を見てみると面白いことがわかった。

 有吉といえば、AKB48前田敦子、ダウンタウン浜田雅功と並んで、顔のパーツが中心に寄った有名人として名前が挙がる。パーツの配置が内型の人は「活発」「知的」「かっこいい」「神経質」といった印象になるが、内型も内型の"パーツ集中型"の人は、「かっこいい」の限度を超えて「怖い」印象になりやすい。この顔相は、極めて集中力が高く、神経質なほどストイックに仕事をする特徴がある。生真面目過ぎる性格で、責任感が強く、特に仕事に対しては100%完璧にやらないと気がすまないタイプだ。

 しかし、有吉の顔をじっくり見てみると、"パーツ集中型"ではなかった。左右の眉、左右の目、鼻が集中しているのであって、鼻と口の間は寄ってるいどころか、むしろ平均より離れている。鼻と口の間を顔相学では「人中(にんちゅう)」というが、ここが長い人は理性的に行動する傾向があり、経営者や管理職などリーダーに多い。

 感情的になることが少なく、個対個で考えるのではなく、客観的な思考力に優れていて組織全体を考えて行動することができる顔相だ。定評のある「あだ名の命名」について、有吉本人は「世間一般の視聴者が持っているイメージをお前らに教えてやってるだけ」と語っているが、"国民的客観性"があるからこそ、どんなに毒のあるあだ名をつけてもお茶の間は大爆笑になるのだろう。

 "パーツ集中型"の顔相は、眉頭が寄って眉尻が上がった人に多い。記号にすると「(\ /)」な感じで、これにより余計にパーツが中心に集まっているように見える。「気合い型」とも「怒り型」ともいえる形状だ。ところが有吉の場合はその逆で、眉尻が下がったハの字眉の「すっとぼけ型」。この眉が"「俺が言ってるんじゃないよ、みんなが言ってるんだよ」感"と"申し訳なさそう感"を出していているからこそ、いわれた側のタレントも怒るのではなく、「もっとイジって」という風になっているのだ。

 有吉の今後だが、前回のブレーク時のように天狗にならなければ、今後も国民の代弁者としてテレビで大活躍することだろう。微妙に比喩的表現を用いて言うと、天狗の顔のように鼻が高くならず、上がり眉にならず、今のすっとぼけ型眉を続けることだ。

■池袋絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。著書に『最強モテ顔講座』(オークラ出版)、『顔相恋占い』(池田書店)、『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。
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