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 『「×××(それ!)」があなたの運気
を下げている』(ギャップ・ジャパン)

 「仕事運をアップしたい」「彼氏が欲しい」「お金持ちになりたい」......そんな願いをかなえるために部屋の方位を気にしたり、風水グッズを取り入れたりしている人たちがいるが、果たしてそのやり方、本当に正しいの?

 風水と言えば、多くの人が思い浮かべる金運アップの「黄色い財布」。黄色は、お金が入ってくる色でもあるが、支出も激しくなる「金回り」が良くなる色。「黄色の財布を使っているからお金が入ってきた!」と喜んでいたのもつかの間、せっかく入ってきたお金がなくなっていることも。

 また、賃貸に住んでいると、「北玄関はダメ」「南にトイレがあると運気が落ちる」と言われても、どうすることもできないという現実もある。

 何が正しい風水なの? 凶方位の家に住んでいる場合はどうしたらいいの? そんな疑問に答えてくれる本『「×××」があなたの運気を下げている!』(ギャップ・ジャパン)が発売された。著者の祈優氏は、バラエティー番組『お願いランキング』(テレビ朝日系)のコーナー「やってはいけない風水ランキング」にも登場した現役の風水師。本書では、さまざまなお宅を訪問してきた祈氏の経験から、金運、健康運、恋愛運、結婚運、仕事運に分けて、にやってはいけないNGな風水と改善方法88カ条を紹介し、よりよい生活をするためにアドバイスをしてくれる。

 たとえば、玄関。玄関は「気の通り道」と呼ばれる大事な場所。ここが汚れていたり散らかっていたりすると良い気が入ってこない。その場合の改善方法は、玄関をきれいにしたり、靴をしまったりすればいいのだが、一人暮らしで収納スペースがままならない場合、どうすることもできない。そこで、祈氏が改善策として紹介しているのが、「玄関の照明を明るくする」。これなら、どんなに狭い部屋に住んでいる人も気軽にできる方法だ。

 また、風水はなにも家の中だけではない。食事やファッションなどにも密接に関係している。「どんな洋服で出勤しているのか」「どんなランチを食べているのか」なども、大きく影響しいているのだ。

「ピアスホールがあるのにピアスをつけないで外出する」
「中指にファッションリングをつけている」
「アニマル柄の下着をつけている」

 これらに心当たりのある人、最近、恋がご無沙汰ではないだろうか? ピアスのように意図的に開けた穴は「風穴」と言い、自分が取り込んだ良い運気がその穴を通して外に出てしまう。ライバルがいる恋などは相手に奪われてしまうことも。中指のファッションリングは、孤独な運がアップしてしまい「独身の気ままな生活が好き」というオーラが出てしまうそうだ。恋人がいない女性がリングをつけるとき、薬指を避けて中指につけてしまいがち。ここでの祈氏のアドバイスは、「指輪をつけるな」ではなく、「つけるなら左手の薬指に。そうすると結婚運だけでなく金運もアップ!」という一石二鳥なもの。それならば、両指にリングをつければ効果も二倍なのでは......? という筆者の心を見破ったかのように、「かといって両手に着けたりすると、気が多くなってしまい逆に運気が悪くなってしまう」という、戒めのアドバイスもついており、風水好きにありがちな「やり過ぎて逆効果」になる心配もない。

 さらに、本書では特筆すべきなのは、風水でよく言われる「方位」が登場しない。そのため、「やってはいけない風水」をチェックするのも簡単だし、なにより、改善方法を取り入れるときに「北窓だからベッドを移動して」と大がかりな模様替えをすることもないし、「この部屋の方位だと引っ越すしか方法がない」などということにもならないため、風水初心者も気軽に実践することができる。

風水と言うと方位やグッズに走りがちで、あれもこれもと取り入れてしまい、悪趣味な部屋になったり、方位を気にするあまり、引越しを繰り返す人も少なくない。けれど、本来の風水とは、ほんの少し自分の生活や部屋の空間を見直すだけで、ぐっと開運できるのもの。最近運気が下がっているな~と思っている人、もしかしたらここで紹介されている、「あなたの運気を下げている『×××』」をやっているのかも!?
(玉珠子)



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