寝ても覚めても占いのことばかり考えているハピズム編集部におあつらえ向きのイベント・「占いバイキング」に行ってきた。10月1日の17~22時にお台場の東京カルチャーカルチャー(運営:ニフティ)にて開催された「占いバイキング」は、会場内の占い師たちに、バイキングのように次々と相手を替えて占ってもらえるイベント。会場内でブースを構えているのは、Juicy☆ちゃん、Kira、彗稟、Maya、櫻田れい、軍神ラジュール零子、星谷美有、中村有里、miesha、双神ルカの10名(敬称略)。この他にも、3名の手相占い師が会場を巡回している。

 まずは本部で、ひとりにつき1名の占い師を予約。1回の占いが終わり次第、また次の占い師を予約でき、時間内であれば何回でも占ってもらえる、というシステムだ。占い時間は1回につき15分と短いが、入場料5,000円ポッキリであらゆる占いを体験できるのはビックリするくらいお得!(占いの一般的な相場は30分/5,000円~)

 同行の担当編集Tと会場へ向かうと、まだ開場前だというのに皆一刻も早く占ってもらいたくてしょうがないのか、すでに扉の前に列をなす女性たちの姿が! 鬼気迫る表情の行列を見た瞬間、このイベントには生半可な気持ちでは臨めないと悟った。ここは戦場だ。

 

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始まる前からこの行列。占いバイキング恐るべし!

 オープン後、まずは会場をうろついていた"占いコンシェルジュ"のCHAZZさんを捕まえて、損なくイベントを楽しむ方法を聞いてみた。"占いコンシェルジュ"とは、相談者の悩みとピッタリ合う占い師をマッチングしてくれる仲介者のこと。家電量販店でいう店員のような存在だ。コンシェルジュ曰く、メディア登場回数の多いJuicy☆ちゃんと櫻田れい先生は人気が高いとのことで、まずはJuicy☆ちゃんの予約を取るべく、我先にと予約受付本部へ走った。

■怒涛の占いシャワーが始まる

【1人目 オネエ系占い師 Juicy☆ちゃん】

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Juicy☆ちゃんは占い初心者にオススメ

 癒やし系オネエ占い師として注目を集めているJuicy☆ちゃんの占術はタロット。まずは王道の恋愛から見てもらうことに。タロットが机に配置されるが、ちらほらと逆位置が......。タロットは、開いたときに置かれた絵柄が逆向きだった場合、せっかく良いカードだったとしても、悪い意味になってしまう。顔を曇らせた私に、Juicy☆ちゃんは、

「逆位置はね、悪い意味ってわけじゃないのよ。"ここに注目して!"って意味だと私は解釈するわ。マユミちゃん(=筆者)の恋愛面はとても幸せそうな配置になっていてね、例えばホラ......」

 と、癒やし系との評判通り、ハスキーなオネエボイスで次から次へと良いことばかり言ってくれる。このホッとする空気感、いつか私がズタズタに傷付いたときには、二丁目あたりで飲みながらJuicy☆ちゃんに慰めてもらいたい、そんなことを思いながらひとつめのブースを後にした。

【2人目 スピリチュアル系 軍神ラジュール零子】

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容姿も占いもミステリアスでした

 Juicy☆ちゃんの占いが終わったら、すぐに次の予約をすべく本部へ向かう。イベント時間内に1回でも多く占ってもらうためには、少しのロスも許されないのだ! 

 30分程度の待ち時間の後、軍神ラジュール零子さんのブースへ。民族衣装のようなものを身にまとい、色味の少ないメイクに強めのアイライン、といかにも占い師といった佇まいの軍神さん。操る占術も"スピリチュアルカウンセリングメッセージ"、"インド数霊術"と何だか謎めいている。

 席に座ると、不可解な呪文のようなものが書かれた薄っぺらい紙切れに生年月日と名前を書かされた。その紙を渡すなり、真っ直ぐ目を見ながら淡々とよどみなく喋りはじめる軍神さん。こちらが合いの手を入れる隙はほとんどない。これがスピリチュアルメッセージの力か!

 言われた内容は、「もっと花のキレイさを感じて」、「アサイさん(=筆者)のテーマは地球に対して優しくすること、例えばフェアトレードをするとか」など、今まで考えたこともなかったようなことのオンパレードだった。「フェアトレード!? なぜですか?」と聞いても、「そこに理由はありません。アナタをパッと見たときにそう感じたのです」と取り付く島もない。あまりに突拍子もないことばかりを自信たっぷりに言われるので、理由なきことを丸ごと飲み込めない頭デッカチな私にはイマイチ合わなかったかも......。不思議度の非常に高い軍神さんは、どちらかというと占いヘビーユーザー向けの占い師なのかもしれない。

【3人目 待ち時間には手相】

 2人の占い師に見てもらったこの時点で、すでにグッタリしてしまった。ただフンフン頷いていただけなのに、この疲労感は何だろう。だが、鬼編集Tは休むことを許さず、次の予約までの待ち時間に、会場内を巡回している手相占い師をひとり連れてきていた。待ち時間も無駄なく占ってもらえるよう、予約無しでその場で見てくれる手相占い師が3人ほど会場内を巡回しているのだ。結局、ロクに休むこともできず、トイレにも行けず、手相占い師の英江さんに手相を見られながら10数分を過ごした。もう、ヘトヘト。これは一体何のスポーツなのか......。

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時間を無駄にしないためとはいえ......3連続は意外とキツイ

【4人目 元だめんずによる霊感タロット占い 櫻田れい】

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編集Tもライター朝井も相性抜群だっ
た櫻田先生

 4人目の占い師は櫻田れいさん。なんとこの方、『だめんずうぉ~か~』(扶桑社)にも登場したことがあるほどの元だめんずで、その経験を活かして複雑な恋愛の悩みもお手の物なのだという。

 占術は霊感タロット・水晶占い・数秘術。まずは、櫻田先生から大きめのパワーストーンを渡され、占われる側はこれを利き手と逆の手で握る。これは、櫻田先生の頭にメッセージが"降りてきやすく"するためなのだそう。そして、生年月日から数秘を計算しつつ、タロットを一心不乱にかき混ぜる櫻田先生。ある程度混ぜ終わると、鈴のようなものをリリーンと鳴らしてからカードを見て、「あ、アサイさんはストレートな愛情表現が苦手なのね」。また混ぜて、リリーンと鳴らしてカードを見て、「あ、恋愛するときはもっと相手を頼った方がいいわよ」と、こちらが何も説明せずとも、的を射たことばかり指摘してくる。指摘したら、必ず"なぜそうなのか"という理由と、"改善するための具体的な方法"を詳しく教えてくれて、一言一言に納得しながら聞けるのも私好み。単に私と相性の良い占い師だったのかと思いきや、私の後に占ってもらった編集Tも、櫻田先生のあまりの的中率にポカンとしていた。元だめんず......あなおそろしや!

【もはや消化試合の5人目、6人目】

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文字鑑定もしてくれるKira先生

 もうここまで来ると、占ってもらうネタも尽きてきたが、ラストスパートで西洋占星術を扱うKiraさん、"紫微斗数(しびとすう)"という古代中国の占星術を操るmieshaさんに立て続けに占ってもらった。

 iPadを用いて占うKiraさんは、12星座占いのみならず、筆跡からも鑑定してくれる。言われるがままに「朝井麻由美」と名前を書くと、「ダメダメ、この"朝"の字のような左右2つの要素から成り立つ字は、真ん中を少し開けて書かなきゃ。アナタの字は間隔が狭すぎ。こういう書き方をすると、人を受け入れにくい性格になっちゃうのよ」と指摘された。うっ、うるさいな! 余計なお世話よ! って、言ってるそばからKiraさんの言うことを"受け入れられない"、心の狭い筆者であった。

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話しやすくて的確なアドバイスをく
れるmiesha先生

 mieshaさんは、日本で最近注目を浴びつつある占術・紫微斗数の使い手。生年月日と出生地、出生時間をPCのソフトに入力、紫微、天機、武曲、といった見慣れぬ漢字が並ぶ画面を見せられ、その漢字の配置から運命的なことが起こりそうな時期を割り出してくれた。

 結局、イベント開始の17時から終了の22時まで、約30分おきに占ってもらうという、いまだかつて経験したことのない5時間を過ごしたのだが、こう何人もの占い師に立て続けに占われると、自分の好きな占い師のタイプが否が応でも見えてくる。筆者の場合、"厳しいお説教系"、"スピリチュアルすぎる押し付け系"が苦手なタイプ。好きなタイプは、"優しい癒やし系"か、"理由を論理的に説明してくれる占い師"だと分かった。やみくもに評判の占いに行っても、その占い師と相性が悪ければ、いくら正しいことを言われても素直に受け入れられないのが人間の性。占いをつまみ食いすることで、自分好みの占い師を見つけられる「占いバイキング」。このようなイベントが各地で増えれば、なかなかオキニの占い師に出会えない迷える占いジプシーたちを救うことができるかもしれない。
(朝井麻由美)

占いバイキング公式HP
※次回は2012年1月に開催予定。詳細は公式HPにて。



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