富士山といえば日本の象徴。そこにまつわるさまざまな霊験が伝えられてきました。最近では、日本で一番強いパワースポットとして富士山が注目され、登山に縁のない人もパワーをもらうために富士山に登ることがブームになっています。

 富士山崇拝は種々の形式で太古の昔から続いており、もともとは山岳信仰という山に宿っている神々をまつるところからきています。そのため、富士山の麓には、金運、恋愛運など、さまざまなパワーを持つ神社が建っています。なかでも、富士山のお膝元にある浅間神社は、古くから霊山として奉られている富士山のパワーが流れているという神社で、有名なパワースポットして人気を集めています。スピ好きの女子たちの間でも評判で、数年前には行列もできたと聞きます。

 今回は、その富士山麓に建つ神社の中でも、人気の神社をクローズアップして紹介します。

■東京から行くには富士山本宮浅間大社がオススメ
 
 「浅間神社」と名のつく神社は、実は全国に1,300社ほどあり、主として、富士山麓はじめとして、富士山が眺められる地に多く建っています。風水に、四方位取りという方法があるらしく、富士を囲む形で浅間神社各所を四方位に行くとよいそうなのです。調べたところ、浅間神社でパワースポットとされているのは、富士山本宮浅間大社と北口浅間神社、そして穴熊浅間神社と富士本宮富士山の裾野にある、冨士御室浅間神社。

 調べてみると穴熊は、よくも悪くもさまざまなウワサがある場所のようなので、いろんなものが憑いてきてしまいそうなのでパス。冨士御室浅間神社は富士山の中腹にあり、山登りはちょっと無理なのでここもパス。ということで結果的に自力で行ける一気に2カ所を周ることにしました。

 最初に向かったところは、富士山本宮浅間神社。東京からだと直通バス「ヤキソバEXPRESS」で2時間ちょっと。乗り場によって料金は異なりますが、だいだい片道2,500円ぐらいなので非常にリーズナブルです。

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鳥居がどーんと建っているので行けば誰でも分かります

 富士宮駅から歩いて15分くらいの非常に分かりやすい場所に、富士山本宮浅間大社があります。しおりによると富士山本宮大社は、「第七代、孝霊天皇の御代富士山が噴火し鳴動常なく人民恐れて逃散し年久しく国中が荒れ果てたので第十一代垂仁天皇は其の三年に浅間大神を山足の地に祭り山霊を鎮められた。これを当浅間大社の起源とする」そう。

 また、富士山本宮浅間大社は、全国にある浅間神社の総本山。主祭神にコノハナノサクヤヒメノミコト(木花之佐久夜毘売命)、別名・浅間大神と呼ばれています。木花之佐久夜毘売命は、大山祇神の御息女にして大変美しく、天孫瓊々杵尊の皇后となられたことから、家庭円満・安産・子安・水徳の神とされています。

 鳥居をくぐると、奥に神社の本殿があり、あたりにカップルやご夫婦が見受けられます。ここは恋愛、結婚というよりは純粋に富士山のパワーをもらえるスポットでもあるので、婚活女子は少ないもよう。では、まずは参拝。二礼二拍手お参り一礼の順序通りに行います。

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パワーがある場所だからこそ、参拝マナーはしっかりと!

■日本の中心にある池「湧玉池」

 拝殿の右側には富士山からの浄砂があり、富士山を象っているようにも見えます。なにぶん不慣れなので、順路を悩んでいると、前にいるご夫婦が慣れた様子で右側の階段を下りて向こう側へ行ったので、そのご夫婦の後をついていきました。ついていった先には、湧玉池が。富士山本宮浅間大社は総本社として鎮座しているだけあり、境内の中の湧玉池の場所は日本の中心であるともいわれています。

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見ているだけで心が洗われていくよう......

 この池には、霊峰富士の雪解け水の水が湧き出ているとされ、昔から富士道者はこの池で身を清めて六根洗浄を唱えながら登山するならわしになっているそう。富士登山の無事を祈るための水なのです。日本古来から行者が使っていた水だけあって素晴らしい水でした。ここの水は本当に清い感じがし、その流れにしばし見とれてしまいました。水のせせらぎに心が静まり、水を飲んで身を清め、目で水面を楽しんでいると時間を忘れてしまいます。

 また、ここでは浄水を汲むことができます。ペットボトルの販売をしていて、空ボトルが1本200円。

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参拝の記念、もしくはお土産にもオススメです

 神社の参拝の後は、そこの地のものを食べて鋭気を養うのがよいとされています。富士山本宮浅間大社の周りには藤野宮焼きそばののぼりがたくさん立っているせいもあり、もちろんメニューは「富士宮焼きそば」。ちょっとコシがあるふつうの焼きそばなので逆に驚きました。

 次回は、独身女子の聖地・北口本宮富士浅間神社に向かいます。ここから路線バスで1時間半ほどで山越えし、いざ山梨へ!(次回に続く)
(樫原叔子)



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