morishio01.jpg
Photo by Shinya(nekophone) from Flickr

 最近では風水のポピュラーな開運方法として、書籍などでも紹介されている「盛り塩」。「邪気・厄」を祓い、清めてくれる効果と運気を上げる作用があります。誰でも簡単にできるため、玄関やお店の入り口に置かれていることも多く、誰でも一度は見たことがあるのではないかと思います。今回は、盛り塩に頼り過ぎておかしなことになってしまった人のお話を......。

 「仕事の人間関係がうまくいかない」と悩んでいたAさん。風水好きの友人に勧められて盛り塩を「玄関」と「トイレ」に置き始めました。置き始めて、しばらく様子をみていたのですが、運気を上げるどころか、会社の上司とうまくいかず、さらには彼氏とも不調になり、悩みが以前にも増してひどくなってしまったそうなのです。

 ところで、なぜ塩を盛るのか、と思ったことはないですか? もちろん、盛り塩には由来があります。中国・秦の時代、初代皇帝にはたくさんの愛人がいました。皇帝は、彼女たちのところへ牛車に乗って出かけて行ったのですが、その中のひとり、賢い女性が牛の好きな「塩」を自宅の前に盛り、牛を止めて皇帝の気を引く「愛情ゲット作戦」を実行したところ、見事に皇帝の寵愛を独り占めしたそうです。これが始まりとされていて、その後、人の足を止める縁起の良いものとして広まり、盛り塩をする習慣ができたとか。ほかにも諸説ありますが、いずれにしても、店でも一般家庭でも玄関の盛り塩は悪いものを祓い、チャンスをくれる人との出会いを招く効果があるといわれています。

 にもかかわらず、「盛り塩のせいで、ますます不運になってしまった!」と嘆くAさん。仕事の問題だけでなく、付き合い始めた彼を自宅に招いた後、まったく連絡が来なくなったのだとか。

 それを聞いた風水好きの友人が彼女の家に行くと「こ、これは......」とびっくり。なんと、置かれている盛り塩は「トク盛り」でなおかつ湿気のせいでカッチカチに! 盛り塩をはじめてから数カ月間、一度も塩を取り替えたことがなく、置きっ放しの状態だというのです。たっぷり湿気を含み、ハンマーで崩さないといけないほど硬くなった盛り塩にあぜん......。そりゃ、彼氏もドン引きして、連絡したくなくなるのも当然です。

 通常、週1回~位の頻度でこまめに「塩」を取り替えなくては逆効果になります。塩を置いて、すぐに湿気で固まってしまう場所は環境が良くない証拠だといわれていて、部屋が汚れた状態で盛り塩をすると、家の悪い運気がそのまま留まってしまい、悪い結果になることも。盛り塩はあらゆる邪気を吸収するため、きちんと取り替えて、使い終わったら捨てることも大切です。

 Aさんと同じように、「盛り塩をしているのにまったく効果なし!」 という人は、部屋の掃除と塩の取替え頻度の見直しが必要かもしれません。それと、あまりにも山盛りにし過ぎると、そのインパクトあるビジュアルのせいで、彼や友だちにドン引きされる可能性も。適量は10~20gです。盛れば盛るほど運気が上がるわけではありません。何事もほどほどにするのが一番。やり過ぎにはご注意くださいね。
(マツモトユニコ)



【検索ワード】  ・  ・  ・ 



オフィシャルアカウント&モバイル
  • twitter
  • facebook
  • RSS
  • モバイル用
  

ハピズムをBookmarkする
  • HOME
  • 風水・開運
  • > 盛り塩は、盛れば盛るほど逆効果!? 湿気と邪気で恋も仕事も散々に