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整形のむくみも、題目唱えて治したそうな
 

 過激な発言や行動で、常にタブロイド紙をにぎわせているお騒がせセレブのコートニー・ラブ。元夫は27歳で命を絶ったカリスマ的ミュージシャンのカート・コバーンで、自身もミュージシャンとして活躍している。音楽の才能は素晴らしいといわれているものの、自由奔放な性格であることから誤解されることが多く、音楽誌「ローリング・ストーンズ」は彼女のことを"最も物議を醸す女性ロッカー"に認定している。

 親運に恵まれず自暴自棄な思春期を送ったコートニーは、ストリッパー、B級映画女優を経て、1989年にオルタナティヴ・バンド、HOLE(ホール)を結成。カートの死後に出演した映画『ラリー・フリント』では、その演技が高く評価され、ハリウッド女優としての地位を確立したかのようにみえた。しかし、その後はスキャンダルにまみれ、一直線に転落。ゴシップの女王と化してしまった。今現在も不安定な状態が続いているとされるが、彼女はここ数年、精神的にとても落ち着いているのだという。なぜならば、「南無妙法蓮華経」と毎日唱えているからなのだ。

 コートニーはHOLEを立ち上げる前、女優業がうまく行かなかったことに失望し、すべてを捨て何もないアラスカに行った。そこでストリッパーをしながら、じっくりと自分を見つめ直したのだという。「25歳で芽が出なかったら終わり」という結論を出した彼女は、ロサンゼルスに戻り、ロックスターになるべくHOLEを立ち上げ、スターダムを駆け上ったのだ。行き詰まったら、自分を見つめ直して自己啓発をする。誰に教えられたわけでもないが、彼女はそんなサバイバルテクニックを、もともと持ち合わせていたのである。

 才能あるメンバーにも恵まれ、順調にライブ活動を重ね、ファンが増えてきた90年過ぎのこと。彼女は突然スピリチュアルに目覚め、ごく自然に「チャンティング」するようになったという。チャンティングとは、一定のリズムで祈りを捧げる様式のこと。彼女は毎日座禅を組み、手を合わせて「南無妙法蓮華経」と唱えるようになり、バンドのライブでもチャンティングを行ったという。メンバーはインタビューで、「ファンにチャンティングするのよ。チャンティングって、そういう使い方もOKなのか知らないけど、とにかく彼女はよくライブでしてたの。そしたら、すごく盛り上がって。チャンティングって効果あるんだな~って思ったワ」と回想している。

 その後、しばらくしてバンドはレコード会社と契約できたのだが、コートニーは「あの契約は、アタシがチャンティングしたからなのよ。あと、アタシの鼻の整形がすごくうまく仕上がったから」と公言。創価学会インタナショナル(以下SGI)の会員である歌手のティナ・ターナーが、「南無妙法蓮華経とチャンティングすれば、欲しいものを手に入れることができる」と発言したのを聞き、コートニーはチャンティングするようになったということが、ここで明らかになったのだ。しかし、レコード会社と契約したことにより満足したコートニーは、チャンティングを止めてしまった。

 彼女が再び「南無妙法蓮華経」と唱え出したのは、カートが自殺した後のこと。彼女はインタビューで「最初にチャンティングしたときは、バンドが成功し、カリスマ的ミュージシャンと結婚し、娘にも恵まれた」「2度目にチャンティングしたら、今度は素晴らしい映画に抜擢されたのよ!」とコメント。『ラリー・フリント』に出演できたのもチャンティングしたからだとの見解を示した。ちなみに、エドワード・ノートンと付き合うようになったのも、「南無妙法蓮華経」のおかげだと語っている。

 女優というタイトルと素敵な恋人。欲しいものをとりあえず手に入れたコートニーは、再びチャンティングから遠のいてしまう。そして、華やかなハリウッドの世界で、彼女はこれまでになくドラッグに依存するようになり一気に転落。裁判所に出入りするようになった05年7月には、ヘロインを過剰摂取して死にかけた。裁判官は彼女からすべてを取り上げ、リハビリ施設入りを命じた。この頃から、コートニーは再びチャンティングするようになる。そして、日蓮正宗系宗教であるSGIの信者になったことを世間にカミングアウトしたのだ。

 同年3月に受けた英国TVの取材では、バナナを供えた大きな仏壇に向かって、数珠を手ですり合わせながら一心不乱に「南無妙法蓮華経」と唱える姿を公開。その後、願い事を書いた紙を手にして、仏壇に向って一つ一つ読み上げる姿が映し出された。「クリスチャン、カトリック、ニューエイジ、メソジスト監督教会にサイエントロジー、すべて試したけど、私にとっては仏教が一番よく導いてくれるものだったの」「アグレッシブに南無妙法蓮華経って唱えるのよ。そうすると願いごとをかなえてくれるの。クールでしょ?」と言い、自分の欲しいものだけでなく、リンジー・ローハンやペットの犬、猫、馬のためにも祈っていることを明かした。

その後、コートニーは問題が起こる度に、SGIの題目を唱えることで答えを得るようになった。07年に亡き夫の私物を売って得たお金をどう使うかについても、「唱えて答えを出した」と告白。その際、「答えが欲しいことはたくさんあって、リストは3ページにも及ぶの。毎日唱えて、ひとつずつ教えてもらっているわ」と言い、神頼みにも程があるのでは? と陰口をたたかれてしまった。

 09年にアメリカのトーク番組に出演した時には、「基本的に題目は1日30分唱えればいいんだけど、私は4~5時間するの。途中ちょこちょこ短い休憩を入れるけど」とコメント。10年9月に映画『ウォール・ストリート』のプレミア上演に出席した際、これまでの整形顔特有のむくみが抜け、46歳とは思えないほど美しくなっており大注目されたが、この時も「題目を唱えたから、この顔を手に入れたのよ」と述べている。

 SGIの集まりにも積極的に参加、歌を披露しているコートニー。信仰心というよりは、自己開発のツール、すべてをかなえてくれるマジカルなツールとしてチャンティングをしている節があるが、題目を唱えることにより穏やかな日常と精神安定を手に入れたことは揺るぎない事実である。これからもコートニーのチャンティング生活は続くことだろう。



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