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「ゆがふる。」(芸文社)11月号

 「MISTY」(実業之日本社)休刊の報でスピ雑誌界が震撼しており、読者よりもまず編集部自らが開運法を試すべき状況になってきています。「ゆがふる。」(芸文社)はセールスポイントの豪華付録が持つパワーで、この逆境を生き抜いていけるのでしょうか? さっそく見ていきましょう! 

<トピック>
◎付録:ムーンストーン付き幸福を呼ぶ月の石ブレスレット&リング
◎日本の伝統文様で開運招福!
◎寝室を整えるだけ開運!

■アクセサリーとしても「アリ」!?

 今月号の付録はパワーストーンのブレスレットとリングの豪華2点セット。ブレスレット、リングともに、乳白色のムーンストーン1個と水晶をゴムテグスに通した作りです。水晶はスワロフスキー風のカットが施されているので、キラキラ度高し。この辺りは好みの分かれるところではありますが、普通にアクセサリーとして着けている人がいても、特に違和感はなさそう。これは「アリ」なんじゃないでしょうか。
 
 しかし、意外だなと思ったのは、今号付録の押しポイントがムーンストーンだけという点。いつもひとつの付録にいくつもの開運ポイントを盛り込んで(例:開運財布は金運上昇の効果がある長財布×黄色×クロコダイル柄)「これひとつで!」というお得感を強調してくるのに今回は妙に謙虚......と思いきや、説明を読むと、ありました、「お得感」。このブレスレット&リング、はめる腕・指によって効果が変わるのです。特にリングは10本の指それぞれに「出会い」「願望成就」「集中力向上」など違う効果があります。お得意の「これひとつで!」は今月も健在でホッとしました。


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どうですか? けっこうアリだと思いません?

■手紙セットよりもハンカチ希望

 「ゆがふる。」は毎月の月間占いが「干支占い」であることにも象徴されるように、東洋や和のテイストの占い・開運法を好む傾向にあるようですが、今月は巻頭特集が「日本の伝統文様で開運招福」。全ページフルカラーでたくさんの文様を紹介する気の入りようです。

 家紋デザイン研究所所長による監修だけあって、文様の成り立ちや伝統についての説明は普通に勉強になる内容。例えば、現代でも身近な「市松模様」は、石畳をデザイン化したもので、神社で使われることも多く、「魔除け」「開運」の意味を持っているのだそう。こんな伝統のあるものを「開運」という、いわば私利私欲のために使って良いものなんだろうか、と思ってしまったのですが、そもそも文様には「健康」「良縁」「子孫繁栄」「商売繁盛」といった縁起かつぎや願いが込められています。花嫁衣裳の着物の文様に「仲の良いつがい」を象徴する「おしどり」が使われるのが代表的な例。

 運を呼び込むための文様の使用方法としては、「ポーチなどの布小物で取り入れる」「千代紙をタンブラーに挟んで『招福マイタンブラー』にカスタマイズ」「贈り物のラッピングに使う」など。今回は、本誌から切り取って使う「開運招福手紙セット」が付録として付いていますが、ハサミで切ってノリで貼ってと、正直、工程が面倒くさい。招福文様を使ったハンカチやスカーフなど、手間がかからずオシャレ(?)に使える付録をお願いしたいです!

■リフォームしか方法はない?

 先月号の「冷蔵庫開運」に続いて、今月は寝室が「身近な最強パワースポット」。そろそろ家の中は開運しつくしていそうな勢いです。寝室は人が最も無防備な状態で睡眠時間を過ごすエネルギースポットだそうですが......。

 まず、「運気が上がる寝室開運! 10のコツ」で筆者の寝室をチェックしてみると、「ドアの延長線上にベッドを置かない」「窓のすぐ下やそばで眠らない」「天井の梁(はり)のしたでは眠らない」など4つもバツが。さらにベッドの位置は凶方位と、スピリチュアル的にダメダメな寝室であることがわかりました。でも、ベッドの位置なんてなかなか変えられないし......。ほかに、ロフトで寝てはいけなかったり、室内に置いてはいけないアイテムがあったり、とやってはいけないことのオンパレード。開運するためには、ストイックに、引っ越しも辞さない心構えでいなければいけないんだなと、改めて思い出させてくれる特集でした。

 そのほか、非スピ系の特集として「座るだけダイエット」「水肌パッティング」「ゴボウ茶で若返り」など、節約感あふれる健康ネタも満載だった今月号。お金は使わず、グッズや場所の持つエネルギーを使って幸福になろう、という方針がよく表れた一冊でした。
(萌えしゃン)



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