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iTunes App Storeより

 サッカー日本代表の長友佑都選手が毎試合前に般若心経を心の中で読み、ファンや家族へも感謝の気持ちを込めたり、現在は治療中のメジャーリーガー松坂大輔選手は写経を行っていたりと、アスリートを中心に「般若心経」に興味を持つ20~30代が増えてきている。

 これは般若心経ブームの前触れなのだろうか。それを後押しするかのように、手軽に持ち歩けるiPhone・iPadアプリで「寄り添う般若心経」(iPhone/iPad対応)のダウンロードが始まった。数ある般若心経アプリの中でもダウンロード者の評価が高く、「心が癒やされる」「幸運続きになりました」「ポエムの内容が深くて読み応えがある」などのレビューが集まっている。

 「般若心経」と言えば、お寺のお坊さんが日常的に読むものとか、仏教で唱えられるありがたいお経というイメージを持つ人も多いだろう。まったく解読できない漢字の羅列は読み方すら意味不明で、このまじないのようなお経に意味が存在するのだろうかと思ったことはないだろうか。

 そもそも般若心経とは、一切の書物を残さなかったという仏陀の教えを弟子たちが書き残し、今日に伝えられた経典1420部を276文字に集約したもので、「ありのままの姿でありのままに見る」という智慧の完成を説いている。般若心経は本来、インドの古語「サンスクリット語」で書かれおり、現在日本でもっとも目にするものは漢語に訳されたものなのだそう。その内容はというと、古来から現代に至るまで受け継がれているだけにかなり奥が深い。

 しかし、このアプリは難解な宗教的解説ではなく、般若心経を文筆家・松兼功氏の文と詩によって解説されている。現代訳された般若心経の奥深い教えを松兼氏が詩に書き換え、分かりやすく説いてくれる。松兼氏の詩は不安を払拭し、心の渇きを潤す力を与えてくれるだろう。心の安らぎを手に入れられれば、イライラ・ギスギスすることも落ち込んで部屋の隅で暗くなることもなくなるはず。

 何をやってもうまくいかないと悩んでいる人は般若心経の教えを生活に取り入れれば、長友選手のように世界で活躍したり、とまではいかないにしても、物事が上手くいったり、悩みが解決するきっかけになるかもしれない。
(赤瀬弓子)



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