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「ゆがふる。」(芸文社)9月号

 スピリチュアル雑誌界の宝島社と呼ぶべき存在。それが今回レビューする芸文社刊行の「ゆがふる。」です。宝島社のファッション誌はブランドとコラボした付録が強みですが、「ゆがふる。」には毎号、スピリチュアル開運小物が付いてきます。窓際につるしておくと太陽の加減で虹ができるサンキャッチャーや、パワーストーンアクセなど、ちょっと欲しいし開運効果もためしてみたいけど、結構お高くて実際に買うには躊躇してしまうスピグッズが、800円弱で手に入れられるのはお得感強し。書店やAmazonで購入できるというのもハードルが低くて良い感じです。スピグッズはただ持っているだけではダメで、正しい使い方をしてこそ開運効果が見込めるもの。もちろん「ゆがふる。」にはちゃんと使い方の説明も書いてあります。さっそくチェックしましょう。

<トピック>
◎特別付録・超大金運がやってくる! 長財布で幸せなお金持ち
◎日本人に最も合うJapan数命占い
◎怒らないとすべてがうまくいく

■「お金のVIP席」付録の長財布で金運アップ

 今月号の付録は「長財布」です。外観は「黄色」で、「クロコダイルの型押し」柄、そしてファスナーにはパワーストーンの「シトリン」と、金運アップに効くとされているもので統一されたデザイン。中は「カード入れ専用としても開運できる」と表紙にあるとおり(「使用できる」じゃなくて「開運できる」と書いてあるあたりがさすが)、9個のカード用ポケットが。ただし、このカード用ポケットに入れてもいいのは、現金と同じあつかいのクレジットカードとキャッシュカードのみ。「お金のVIP席」長財布にポイントカードや割引券、領収書、そして免許証などを入れるのはNGなのだとか。

 札入れ部分は二つ折りを開いた状態で仕切りがなく、片手がスポっと収まるくらい広くできています。見た目はペラペラ、もといスリムですが、開けてみれば大容量なのですね。開運と実用を兼ね備えた財布といえそうですが、全体的に安っぽさは否めず、よっぽどファッションに無頓着にならなければ、普通に持ち歩くのは厳しい、というのが正直なところ。エコバッグやポーチならともかく、財布というのは付録としては鬼門のよう。せめて金運がアップする財布とお金の使い方だけでも取り入れてみたいと思います。

 ちなみに、お財布を使い始めるときの掟として、「お金の味をしみこませる」ために「いつもこれくらい入っていればいいな」と思う額を入れておく、と書かれているのですが、皆さんはどれくらいの額を想像しますか? 「ゆがふる。」的な理想としては「できれば100万円以上」とのこと。理想は自由。ここで変に遠慮した額ではなく、とにかく欲しい金額をガッツリ想定できるのが願望実現の第一歩だと思いますが、ゼロ1つ少ない額を想像してしまった筆者はまだまだのようです。

■日本人に最も合う数命占いとは?

 今月の占い特集は「Japan数命占い」という数秘術。数秘術といえば、有名なのは「カバラ数秘術」。生年月日を一桁になるまで足して、最後に出た数字ごとにタイプ分けするアレですが、この「Japan数命占い」のどのあたりがJapanなのかというと、カバラ数秘術では使用する生年月日が西暦なのに対して、「和暦」を使う点です。日本では、和暦、つまり昭和◯◯年と元号を使った表し方のほうが、書類を書く時などをはじめとして使う機会も多いため、占いでもそのほうがしっくりくるはず、とのこと。「ある程度以上の年齢の人は西洋歴での自分の生年月日を知らない人も多いと思います」とまで書いてあり、相当高齢の人も読者に想定してる? とちょっと驚き。多少こじつけチックではありますが、新しい占いは歓迎ですし、当たれば問題ありません。
 
この「Japan数命占い」を考案したのは、実は付録の長財布のプロデュースも手がけた「運命改善アドバイザー」の中井耀香先生。どちらの特集にも「中井先生の言うとおりにしたら問題が解決しました」という体験談が満載です。
 
■イライラ解消で幸運になるコツ
 
運命改善アドバイザーによる特集の傍らには、精神科医・和田秀樹氏監修の特集もあります。「怒らないとすべてがうまくいく!」というこの特集。開運財布や占いはどうも信じられない、とっつきづらい、という人も、こういうライフハック系の開運術なら取り入れやすいのでは? 大丈夫、ここがスピリチュアルの世界への入り口ですから! どうぞお入りください!

 この特集ではイライラの原因に応じて対処法がいくつも挙げられています。「どうして夫は家事を手伝わないのか」「夫の帰りがいつも遅い...。浮気だ!」「帰宅した夫に『お義母さんにひどいことを言われたの!』とイライラをぶつけたら、『疲れているのに、お袋の悪口なんか聞きたくない!』と相手もヒートアップ」など、夫が原因のイライラが多すぎるような気もしますが、どの対処法も、日常のさまざまなムカっとくる人に置き換え可能ですので、お試しあれ。

 その他、「生ジュースの底ヂカラ」「速効ツボで若返り」「大腰筋エクササイズ」とスピリチュアルのにおいがまったくしない健康ネタも満載です。そして次号の付録は水晶入りボトルペンダントとのこと。次こそは使える物であるよう、期待しています!
(萌えしゃン)



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