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「Chakra」(アイア出版)2011年6
月号

 今号が初登場となるスピリチュアル系雑誌「Chakra」(アイア出版)。「開運・占い・心のケア・体のケアに関する情報を通じて、皆様に心の癒しを与え、安らぎをもたらし、『夢』と『希望』と『幸せ』をお届け」(公式HPより)してくれる、なんともありがたい雑誌です。あやしげな雰囲気がぬぐえず今まで遠巻きに眺めていましたが、勇気を出してレビューさせていただきます! それでは気になる特集を見ていきましょ~。

<トピックス>
◎仏尊さまのパワーたっぷり 貼るだけで護られる梵字のチカラ
◎服部みれいさんの「自分でできる」浄化術
◎即日願いが叶った人続出!! "おまじない"のかけ方

■梵字だってグローバル時代です

 "梵字"ってご存じですか? 梵天「ブラフマー」(宇宙の根本原理)が創造したとされるブラーフミー文字がその起源で......って一から説明すると長くなるので割愛しますが、ざっくり言うとインドの文字のことです。

 で、梵字一文字一文字にはものすごいパワーが宿っているので「マイ梵字」を身に着ければハッピーな毎日になるよって特集が「仏尊さまのパワーたっぷり貼るだけで護られる梵字のチカラ」。ですが、梵字自体がオドロオドロしくてあまり身に着けたいとは思えない......。そんな筆者の心を見透かしてか、もっと気軽に梵字を楽しもうよと、梵字バー、梵字ネイル、梵字辞典CD-Rが紹介されるも、「なんとなく梵字と組み合わせちゃいました」感が否めない。「これが今キテるんですよ!!」っていう頑張りは伝わりますが、たとえそれがはやっていたとしても、梵字で彩られた友達のツメを見たり、スラスラ~と梵字を書いている姿を見たら絶対引いちゃう......。スピリチュアルの世界と現実との間には、まだまだ埋められない壁があることをあらためて感じました。

 また、表音文字である梵字はあらゆる言語の発音に近づけて表記することができ、自分の名前も梵字で表すことができるそうです。ひと昔前は英語独特の音がインド文字では表すことができなかったそうですが、世の中のグローバル化に伴い「ない音」を補う記号までインド人は作ったとか。そんなニーズがどこにあったんだ!? 私が知らないだけで、世界的には「Bonji it's so cool!!!!」なのかもしれませんね。

■おまじないだからってなめんなよ!

 子どものころにやったおまじないは「緑色のペンでラブレターを書けば両思い」「寝る前に彼の家に向かって3回名前を唱えると振り向いてもらえる」といった誰でもできる気軽にできるもの。しかし、「Chakra」のおまじないはそんなお手軽なものじゃありません! 
 
 何が大変って、おまじないのための事前準備。
 
 例えば、おまじないを行う前に身体を浄めよと言っているのですが、「魔法(おまじない)を行うためのみそぎは滝で水浴びするのが正式」って......。使う道具にもルールがあり、「呪符など書く物は一般的に東洋の魔法は和紙や墨や硯を使い」ときました。身近に滝があってすずりを日常的に使ってる人って......坊さんか!? 山ごもり修行中の坊さん向けのおまじないなのか!? そうとしか思えないほどのハードルの高さ。滝の代わりにシャワーでもいいとのことですが、「決まりごとを忠実に守ることによってあなたのおまじないは効果を上げることでしょう(本文より)」なんて言われたら、「是が非でも滝浴びに行かねば!」って人が絶対いると思います。
 
 肝心のおまじないは至って簡単。「紫色の帽子」なんていう日常的に使っていたらセンスを疑われるようなアイテム指定もありますが、基本的には家にあるものや身近な店で手に入るものを使っています。あとは恥ずかしさを捨てて、「チチンプイプイッ!」「エネメール、ハイプー」「ウラヌールベール」と声に出して唱えることができるかどうか。......これが一番ハードルが高いかもしれませんね。

 このほか、鏡リュウジの「チャクラスコープ」、水晶玉子の「運景」、「確実に幸せになれる天中殺占い」と、どのページを開いても占い・占い・占い。数字が羅列した表を見ながら、自分がどの運命数を持っているのか、どのキャラなのか、どの季節なのかをいちいち出さなきゃいけなくて、めんどくさい!! この苦行を乗り越えた者だけが、天からの声を授かれるってことなんでしょうか。スピリチュアルってまだまだ知らないことがいっぱいありますね。来月も引き続き追っかけてみたいと思います。



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