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レーザービームのような視線をかいくぐり、運命の石をゲットだ!

 原宿駅を出て●●通りを渡り切ると見える、某スポーツ店の並びに、そのパワーストーンショップはあります。看板には「石のものならなんでも揃う石の専門店」と書かれ、店名の横には丸っこい六芒星のような宇宙空間をほうふつとさせるシンボルマーク。その外観は正直、白装束の団体が運営していそうな、UFOを呼ぶサークルへ勧誘されそうな雰囲気がないとは言えません。私自身、「入店している瞬間を知り合いに見られたら何かしらの誤解を受けるかもしれない......」という不安をぬぐえず二の足を踏んでいたのが事実。でも、店先は怪しげでも、勧誘されないから安心して! 勇気を出して入ってしまうと、開業28年の歴史を誇るマニアックな品ぞろえに、頻繁にチェックしないと気が済まなくなる名店なのです。

■店員さんに見つめられる緊張感は、都内随一!

 半地下にある細長い店舗、ショーケースの中にはビシーッ!と並べられた無数の天然石たち。接客のために立っている店員さんは全員女性、いつも2~3人います。この人数はパワーストーンのお店としては多めで、見始めるとすぐに「何かお探しですか?」と聞いてくれます。「特に......ちょっと見てみます~」と素っ気なくしても、商品を手に取れば店員さんがスッと横に近寄り「この品質だと、ほかのお店ではもっと高いです」と、"開業28年"の重みとプライドが存分に詰まったクールボイスでご案内。店員さんたちの鉱物的知識は安定感があり、採掘地などを詳しく教えてくれます。初めてでよく分からない場合は「ほほ~う......」となんとなくつぶやいてみましょう。ストーンを誤って床に落としてしまうのはNG行為ですが、万が一落としてしまうと、クールな店員さんたちから「お気をつけくださ~い!」と機械的な声でアテンションされます。

 そしてこのお店の最大の特徴は、店員さんからジーーッッと挙動を見つめられること。ショーケース内の商品を見せてもらう時はさらに、至近距離でジーッと見られます。コレといった商品が見つからない時に感じるその圧迫感は相当で、店員さんからの視線を気にして緊張感に心が奪われてしまうと一気に汗が噴出。でも、店員さんは別に高圧的雰囲気で買わせようとしているわけではありません。何個も手に取って持っているときは受け皿(アルミのカップみたいなやつ)を持ってきてくれたりするので、心地よいショッピングを手助けしようと見ているのだと思われます。気負わず集中力を持続させれば一生の宝物が見つかったり、気迫に負けて500円のテレビ石を買ったとしても、それが今アナタに必要なパワーストーンなのです。

■とにもかくにも「消費税は内税」!

 パワーストーンのお店は個人店がほとんどで、ここでも店主の好きな石中心にいろんな種類の石が満遍なくそろっています。マニアックで高価格なほかでは買えないパワーストーンも、種類によってはかけらが数百円単位で手軽にGETできる貴重なお店。初めての人向けには、購入しやすいタンブル(持ち運びやすく小さめに磨いてあるもの)が300円~数十種類あって、集めるのも楽しい☆ 会計時には「当店はお値段そのまま内税にしておりますので、消費税分はサービスになっております」と何回買っても必ず毎回言われますので、毎度サービスしてもらっていることを宇宙に感謝できます。

 アクセサリー類もかなり豊富。シンプルなものもあるけれど、六角形の金具で水晶が留められているペンダントヘッドや、インディアンが大地とつながる祈りを捧げる祭りで、年に一度だけ首から下げるっぽいネックレスなど、スペーシー度かなり高めのオリジナルデザインも充実。OLさんが職場に着けていったら「婚活ストレスがピークに......? そして神頼み......?」と、ちょっと心配されちゃいそうだけど、そんな"強烈系"は持っているだけでもご利益がありそう。
 
■お客さん同士のディープな会話を聞くのも楽しみのひとつ

 パワーストーンは、スピリチュアル派が付けた名前と、鉱物派から見た名前、同じ石でも呼び方が複数あったりします。ここはスピリチュアル系の呼び方で値札表示されていることが多く、お客さんは「占い師さんかな?」「ヒーラーの方?」という感じの30~40代の女性も多数。先日もお客さん同士が「宇宙への語り掛けの会に参加した時の話」を楽しそうにしておりました。小さなレジカウンターに高額なストーンを次々持ってきて、ウン十万円の買い物をしてる人もザラです。でもご安心あれ、300円の石一つでもお会計はOKですから。
(カラミちゃん)

<ショップ情報>
『原宿の某スポーツ店の並びにある六芒星マークの店』
初級者・中級者・上級者向け
オシャレ度☆☆☆☆☆
気軽に入れる度★☆☆☆☆
お客さんの霊能力高そう度★★★★☆






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