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Photo By kpishdad from Flickr

 占いに限らず、どんなことでもお金を払ってすることは元を取りたいと思うもの。時間制限があるものは時間内にどれだけ得ができるか、どうすれば損をしないのか、そればっかりを考えてしまうこともある。

「時間制の占いで上手に占ってもらうためには、何について占ってもらいたいか、ある程度明確にして来てください。恋愛占いひとつと取っても、相性・結婚運・出会いのタイミングと、いろいろな相談があります。今、自分が何に悩み、何に答えが欲しいかを整理していただくといいかと思います」(占い業界関係者)

 もちろん、悩みを明確にして行かなくても占うことはできるが、悩みがあいまいだと答えもあいまいになるのは仕方がないこと。それで鑑定結果に不満を言うのはお門違いもいいところである。何より、悩みを明確にして行かないと、占い師も何について鑑定していいか分からないまま時間だけが過ぎ、本当にもったいない。

「相談者に不本意な延長料金を支払わせないため、瞬時に相手のことを見極め、何に悩み、どうすれば解決できるのか、答えを導いてアドバイスするのがプロの占い師です。時間内でしっかり答えを出すため、占い師からいくつか相談者に質問することもあります。『質問したら、誰だってアドバイスできるのでは』と言われたりしますが、これは相談者の気付いていない悩みを引き出し、より具体的なアドバイスをしたいから。すべてを開けっ広げに話さなくてもいいですが、ある程度は話してもらえると鑑定の精度も上がります」(同関係者)

 占い師を試すために何も話さない、という人なら別だが、純粋に占いを楽しみたい、悩みを解決してもらいたいと思うのなら、このように事前準備をきちんとすることが大切だ。
 
「ただ占い師の中には"何も聞かずに当てる"というスタイルの人もいますので、"聞かれたこと"に答えればOKです。当然、話したくないことは話さなくても結構です。逆に相談者も、占い師から情報を聞き出してもいいんです。むしろ、それが正しい占われ方。占い師の鑑定に不満があれば『それはどうしてなんですか?』と突っ込んで聞いてもOK。占いは占い師が主導権を握るものと思っている人がたくさんいて、その認識に私は驚くことが多いのですが、相談者はお金を払っているんだから、むしろ主導権を握らなきゃいけないんです! 納得していないものにお金を払うなんて嫌でしょ? お金を払っているんだから、納得するまで聞かないと損ですよ」(同関係者)

 占いを楽しむために大事なのが、自分にどのタイプの占い師があっているのかを知ることだという。占い師にもタイプがあり、「説教型」「同調型」「癒やし型」「じっくり型」「現実型」「スピリチュアル型」とさまざま。「説教型」の某母や「現実型」の某占い師が人気を得ているが、全員が全員そのタイプが合っているわけではない。口コミで「●●の占い館」がいいと聞いて行ってみたけど良くなかったというのは、その占い師のタイプとあなたとの相性が合わなかった可能性が大。

「しばしば出くわすのが、自分語りをする占い師。相談者について話していると思ったら、いつの間にか自分の話になっている。そういう場合、占いに慣れていない人は『話を遮っちゃだめだ』と思いがちですが、そんなものは遮っていいんです。むやみやたらと上から目線で説教をする占い師っているでしょ? ありがたがって聞いている人が多いですが、ある程度聞いたら話を切ってしまいましょう。主導権はあくまでも相談者。これを忘れてはいけません」(同関係者)

 占いは、その人の悩みに対してアドバイスや指針を示してくれるもの。それに対してお金を払っているのであって、占い師自身の話にお金を払っているのではない。そして占いは、いい結果が出ることもあれば、望んでいない結果を言われることもある。その「結果」をきちんと受け入れられるかどうかも楽しむコツだ。

「例えば相性占い。二人の相性が最悪だった場合でも、占い師はきちんとそれを伝えます。改善できるアドバイスも一緒に伝えますが、間違っても『相性がいいです』と嘘は言いません。占いは、自分が望まないことを言われる可能性も含んでいることもちゃんと覚えておいてください。それを忘れて悪い結果を受け入れられないと、自分の都合のいい結果を求めて占い師の間をさまよう占いジプシーになってしまいますからね。自分が何を知りたいのか――占って答えを出したいのか、単に話を聞いてもらって整理したいのか、占いという"非現実的な世界"を楽しみたいのか。自分がどれに当てはまるか分かると、占いの使い方も変わってきます。疑い深すぎて、こちらの質問に答えず『さあ、当ててくれ』という相談者は正直、困りますけどね(笑)」(同関係者)

 初めての占いで相性のいい占い師に会えれば幸運だが、何人か違うタイプと違う占い方法(西洋系と東洋系など)の占い師を回れば自分が求めている占い師のタイプが分かったり、占いというものがなんとなく分かってくるはず。

 あと、できたら言わない方がいいセリフがある。それは「全体的に見てください」だ。ホロスコープや四柱推命など、その人の全体を見る占いならまだいいが、タロットや易など、特定の問いに答えるタイプの占い方法を得意とする占い師には言わない方がいい。それを言われたから怒って占い結果がめちゃくちゃになる、なんてことにはならないが、一番知りたいことを知るまでに回り道をすることになる。当然、時間とお金と労力がムダになることを覚悟しよう。



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